準決勝の試合を見て、圧倒的な強さじゃないんだ、と思ったので、ライバル選手との力の差は縮まっていたのかもしれませんね。
伊調馨より吉田沙保里のほうが露出度が高いのか、レスリングと言えば吉田・伊調の2枚看板というよりも、吉田という印象が強かったので、衝撃的でありましたが。
でも、銀メダルだから、いいんじゃないんでしょうかね。
目標を達成できなかったのは、自分たちで反省すればいいだけで、メディアを通じて謝る必要なんて全くないと思います。
http://news.livedoor.com/article/detail/11907006/
日本時間19日に行われたリオ五輪のレスリング女子53kg級の決勝戦で、吉田はアメリカのヘレン・マルーリスに敗れ、銀メダルとなった。
全く危なげない試合運びで決勝戦まで駒を進めた吉田。決勝戦の対戦したマルーリスは今大会、吉田の最大のライバルと目されていたソフィア・マットソンを、準決勝で破っていた。アグレッシブな戦い方に定評がある選手だ。
金メダルをめぐる試合は、厳しいものだった。序盤では吉田が1点を先取するが、その後はお互いに得点を重ねることができず、1-0のままで第1ピリオドが終了。ここから得点を追加したい吉田だったが、第2ピリオド序盤で相手にバックを取られ、1-2で逆転を許す。試合が残り1分となったところで、さらに相手に点を追加され、1-4に。吉田はその後も攻め続けるが得点につながらず、1-4で敗戦した。
試合直後から吉田は涙を流し、インタビューでも何度も言葉を詰まらせた。
「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルに終わってしまって……申し訳ないです。日本選手の主将として金メダルを取らないといけないところだったのに……ごめんなさい。自分の気持ちが、最後は勝てるだろうって思ったんですけど、取り返しのつかないことになってしまって……」
表彰台に上っても、その涙を止めることができなかった。
「最後の最後で銀メダルで終わると思っていなかったです。悔しいです。たくさんの方に応援していただいて、本当にありがとうございました。(ロンドン五輪以降は)『打倒・吉田』でみんなが来るのがわかっていたんですけど、本当に最後の最後で落とし穴にはまると思っていなかったので……」(吉田)