- 2021/05/05
砂上の法廷、最後の最後まで騙されていました。まさか、そんなオチだと思わず、のほほんと見てしまいました。
いやあ、びっくり。 普通の裁判モノ、しかも、オチがバレバレだと思っていたのですが、まんまと騙されまし……
6つの陥りがちな人間の特性や、愛情について言及していますが、私は、うわばみがゾウを飲み込んだ絵の話が好きです。先入観を持たずに、想像力豊かに物事を見たいですね。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
すごくざっくりとまとめると以下の感じ。
http://repage365.com/archives/5068
星の王子さまが周った6つの星を紹介。
◆1つ目の星(権力)
王様の前でのあくびを禁止。命令をされるのが嫌なため星を後に。◆2つ目の星(人気)
大物気取りの星。もっと褒めてくれと言われ嫌なため星を後に。◆3つ目の星(快楽)
酒びたりの男。恥ずかしい事を忘れるために飲んでいる男が星にいた。◆4つ目の星(財力)
計算ばかりする実業家。金があればまた別の星が買えるという人がいた。◆5つ目の星(労働)
街頭を頻繁につけたり消したりする点灯人。規則のため点灯している。◆6つ目の星(学問)
世界のことに興味がない。地理学者。1000年、2000年に続く学問をしている人だ。実は6つの事は、人が人生でおぼれがちなものを象徴しているという。
http://repage365.com/archives/5071
キャラクターは、キツネ。キツネは大切なことを言いに来た。
「もう一度バラを見に行ってごらん。そうしたら君の星のバラがこの世に一輪だけだってことがわかるから。」と王子さまに伝えた。
王子さまはバラ園にいくと、「やはり星で一緒に暮らしていたあのバラだけが大切だ。」と感じたそうだ。
なぜそう思ったのか。それは…。本文より一部抜粋すると。
「君たちはきれいだよ。でも空っぽだよ。誰もきみたちのために死ねない。もちろん通りすがりの人は、ぼくのあのバラを見て、きみたちと同じだと考えるだろう。(省略)僕はいろいろ世話したのはあの花だから…僕の花だから」
キツネの教えは
「君がバラに費やした時間が君のバラを特別なものにするんだ。これが大事なことだ。」
「一輪のバラが表していたのは、恋人。つまり愛情」だと中田先生は熱く語った。
その話を聞いているうちに、パイロットが修理を終えた。
この後パイロットと王子さまにとある出来事が起きる。「人生における大きなことを象徴している。ご自身で最後は読んでみてほしい。」と中田先生が語った。
一生をかけて大切な関係を築けば、その人が「運命の相手」になると締めくくった。