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感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

日本人の9割が知らない遺伝の真実、以前から興味を持っている領域で、ネットで情報を仕入れていたので、真新しいことはなかったけれども、読みやすい本でした。

ざっくり言うと、特定のものを除くと、だいたい遺伝と環境の影響が半分ずつぐらいで、共有環境の影響はかなり小さい、ってことですね。この2つだけでも価値のあることだと思います。 共有環境の代表格は親とか家庭とかなんで、子育てに失敗しても、そんなに、大きな影響はないから、神経質にならずに子育てすればいいし、逆に、幼児教育に気合を入れても、そんなに影響はないから、ほどほどにね、と思います。 学力については、 […]

何者、想像以上に良かったです。就職活動でうまくいかない時の重苦しさと、現代社会の承認欲求の強く批判ばかりしている人たちの様子が、鮮やかに描かれていました。

正欲を読んで、面白いけど、この設定はなんだかなぁ、と思っていた朝井リョウが原作者ということで、どんなものになるのか、期待半分不安半分ぐらいで見ました。 いや、面白いじゃないですか。 設定もいいですよね。就職活動の学生。一緒に頑張ろうと言っているものの、ライバルでもあり、内心は妬みのようなネガティブな感情も渦巻いている雰囲気が、よく表現されていたと思います。 なんか、見ているこっちまで、いたたまれな […]

21ブリッジ、もう完全にベタな映画。このストーリー何回も観たと思うけど、それなりに楽しめるのいいかな。

やっぱり、王道は素晴らしい。 犯罪が起きる、主人公が追う、ほぼほぼ解決、いや何かおかしいぞ、実は仲間に黒幕が、みたいな展開ですね。サスペンスアクション系の7割がこれだと思います。 でも、手に汗にぎりながら楽しめるのが、自分でもびっくり。時間が短いのも良かった気がします。 ニューヨーク市警の殺人課に所属するアンドレ・デイビス刑事は、同じ警官だった亡き父親への想いを胸に、忙しい日々を過ごしていた。そん […]

ファーストラヴ、すごく中途半端な感じのする映画でした。虐待を本気で扱うなら、もっと本格的に、そうでないなら、もう少しサスペンス色を出して欲しいです。

なんか、「動機はそちらで見つけてください」という言葉ばかり先走って、中身があんまりないし、臨場感もあまりないので、こちらもスマホを見ながら見る感じになっちゃいました。 虐待されていた容疑者の心の変化も、なんか不自然で、リアルな感じがしなかったのも、盛り上がらない原因の1つだったと思います。 川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。「動機はそちらで見つけてください。」容疑 […]

シン・ゴジラ、ちょっと雑なストーリー展開ではあるものの、なかなか面白かったです。でも、私は、シン・ウルトラマンのほうが好きです。

最初、ゴジラが出現したとき、ゴジラそのものが進化してくという斬新さと、その裏で右往左往して、緊急事態だというのに、体面だとかにこだわっているのが、なんか痛快でした。 その後、もう少し、科学者たちの工夫にスポットライトが当たるのかと思いきや、政治ゲームのほうがメインだったので、少し、興ざめしました。ここらへん、少し雑だったような気がします。端的に言うと、石原さとみはあんまり要らなかったように思いまし […]

シン・ウルトラマン、予想以上に面白かったです。原作からかなり大胆に設定を変えているけど、やっぱりウルトラマンだなぁ、と思えるところが素晴らしいです。

最初に怪獣を禍威獣、科特隊を禍特対と表現しているのを見て、あー、こりゃダメだ失敗かと思って、後悔しはじめていたのですが、その後の展開に引き込まれていきました。 映画だから仕方ないですが、早い段階で、誰がウルトラマンかわかってしまい、みんなに知られている前提で、話が展開するのは斬新でした。 ザラブ星人、メフィラス星人といったずる賢い宇宙人がメインで登場するのもそりゃそうだわな、と思いました。それなり […]

外資系マネージャーが教える端的に伝える技術、想像を絶するぐらいの短さだったけど、わかりやすくていいんじゃないですかね。

これだけ短いと「端的」だなぁ、と共感できます。 結局、「相手の知りたいことを伝えること」が基本中の基本で、手段としては、「最初に質問に答えてから根拠を述べる」「話すことをグルーピングする」「余計なことを言わない」ってこと。 そんなの知っているよ、ってことだけど、これだけシンプルに絞り込んだというのが素晴らしいです。 あと、脱線したときに自分で気づいて、元に戻そうというのは、いいアイデアだと思いまし […]

起業の科学、いいですね。でも、よーく考えてみると、「企業」の科学にしても、「事業」の科学にしても成り立つ気がしました。

起業というのは、事業の最も尖がった形態であって、そこに通用することは、程度の差こそあれ、企業活動や事業開発などに使えると思います。 ただいま、勉強中。結構、楽しいかも。サイトでスライドが公開されているので、それを読んでます。   日米で複数の起業経験を持つアントレプレナーにしてベンチャー投資の経験もある著者が、自分自身の起業経験、投資経験を踏まえて「科学的な起業」の考え方を時系列でまとめ […]

朝井リョウの正欲、面白い小説だけど、水しぶきに性的興奮を覚えるというのがイメージできなかったのと、クライマックスにどんでん返しを用意していなかったのが残念でした。

マイノリティの中でも、マジョリティとマイノリティの格差があって、マイノリティのマイノリティは、結局、逃げ場がないという絶望と、そもそも、マジョリティってなんだろうという素朴な疑問については、共感ができます。 多様性のある社会とか言っている人たちの、傲慢さを常々感じていたので、なおさら、そう思うのかもしれません。 そして、現代社会、というか、人間社会が、マジョリティになるように振る舞うという窮屈さが […]

西加奈子の夜が明けるは駄作にしか思えないんだけど、いったい何がいいんだろうか。全くわかりません。

確かに扱っているテーマは重いし、世相を反映しているものかもしれませんが、とってもわかりにく構成だし、唐突に生々しい描写とかが入って、アンバランスでした。 作者の言いたかったことがイマイチわからないし、文章があまり上手じゃないと思いました。   15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。 普通の家 庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有でき […]