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感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

リフト、ムチャクチャよくある定番中の定番の設定とストーリーでしたが、楽しめるのでいいんじゃないですかね。

映画の中には、深く考えさせるものもあれば、ハラハラしながら見て、結果に満足するというものもあります。後者は水戸黄門モデルと勝手に呼んでいます。 いろいろあるけど、最後は予定調和で終わって、ああ良かったね、という娯楽映画。純粋に楽しめます。 プロの泥棒率いる精鋭集団が挑む、究極の強奪計画。それは、上空1万2000メートルを飛ぶ旅客機に積まれた木箱の中から、5億ドル相当の金塊を盗むことだった。  ht […]

イカゲーム、遅ればせながら、ようやく見ました。カイジの人情厚いバージョンという感じでしたが、引き込まれて1日で全部見ちゃいました。

ゲームとしては「だるまさんがころんだ」が一番面白かったんですけど、それを繰り返すのではなく、人情とか、人間の心の弱さとかを絡めているので、深みがありました。 警察官のアナザーストーリーがあったのも、単調じゃなくなったのも工夫だと思います。 とはいえ、基本的にカイジと同じ印象ですね。 1日でシーズン1を全部見るぐらいハマったので、基本的にこういうストーリーが好きなんです。 勝てば天国、負ければ…即死 […]

アントニオ猪木をさがして、猪木の映像をもっとたくさん見たかったので、余計なものが多すぎて残念でしてた。

アントニオ猪木の言動には賛否両論があるものの、今となって、振り返ってみると、現代の人が失いつつある熱量のある凄い人だったんだなぁ、と思いました。 洗練さと対極にある熱量、アントニオ猪木は昭和の象徴だった気がします。昭和も戦後を2つに分けた後半のほうですけど。 もう、猪木の映像見たい。それなのに、この映画、余計なものが多くて、ガッカリでした。 猪木の映像メインで、そこに、ちょろっと、関係者のコメント […]

不適切にもほどがある、さすがクドカン、面白いですね。なんかちっちゃいことに五月蝿くて、過ごしにくい世の中になった現代へのアンチテーゼで痛快です。

心の底から思って、コンプラを守っているならいいけど、建前でとか、そう言ったほうが都合がいいからとかいうトーンでやっている人が多すぎるのが良くないですよね。コンプラがファッション化している感じ。 今後もどんどん、切り込んで行ってほしいですね。 TBSでは、2024年1月26日(金)から金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』がスタートする。 主演は阿部サダヲ、脚本は宮藤官九郎が担当する。2人と本作のプロ […]

人生後半の戦略書、大昔から言われていたことだと思うけど、まあ、この歳になるとアタマでは理解できますね。

でも、実際にその境地になれるかどうかは別問題。煩悩を捨て去ることは難しいです。 この本は、ざっくり言うと、「人間の知能は必ず衰えるが、結晶性知能は年齢を重ねるとともに伸びていくから、晩年はそちらを使え」という話と、「煩悩を解脱せよ」という話の2本立て。 でも、この2つって厳密には違う話なので、なんとなく一緒にしちゃっているのに違和感がありました。 ただ、流動性知能と結晶性知能の話は、以前に聞いたこ […]

アウトフィット、誰が本当の黒幕なんだろうと気になるし、次に何が起きるのかハラハラしながら見れて、面白かったです。

最初の始まり方は若干退屈だったけど、最後に伏線回収しているし、状況が目まぐるしく変わりながら、ちょいちょい匂わせがあるところが、とても面白かったです。 人狼ゲームをしているときのよう。誰もが怪しいけど、本当の人狼、密告者は誰なんだ、と勝手に推理しながら、見るれました。テンポも良くて、よくまとまった映画でした。 1950年代のシカゴ。仕立店を拠点にマフィア組織内の争いが展開。店主のイギリス人裁断師は […]

キングダム2、そんなバカなということが多かったですが、ストーリー性があって、トータルで面白かったです。でも前作のほうが長澤まさみがいた分、良かったですね。

なんだかんだ言って、人を惹きつける要素があるんだと思います。さすがは史記と言ったところでしょうか。   時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政に力を貸し、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏 […]

スティルウォーター、サスペンスとしての面白さはそれほどでもないけど、ジェイソン・ボーンのマット・デイモンが完全におじさんになっているのを悲しむ映画でした。

サスペンスとしては、それほど、面白いわけではないですが、ビルの父親の執念に共感しながら見る映画ですね。 でも、真実はちょっとというか、相当、ほろ苦い感じで、ビルの気持ちになりながら、見ていました。 そして、これは、題材となる事件があるみたいですが、ネットで見る限り、事件より映画のほうがストーリーとしては深みがありますね。   アメリカのスティルウォーターで暮らすビルは、会社を解雇され失業 […]

浅草キッド、ビートたけしの物語というよりは、師匠の深見千三郎の伝記というのが適切な気がします。師匠を思い出しながら書いたんだろう、と思います。

こうやって、師匠のことを書くだなんて、師匠孝行ですね。 そして、私は一度も見たことはないですが、深見千三郎という人の生き様が伝わってきて、いつの間にか応援しながら見ている自分にびっくりしちゃいました。 ご意見番になっちゃっている北野武よりも、こういう芸人としての原点のころのビートたけしのほうが、遥かに魅力的だと思います。   幻の浅草芸人と呼ばれた深見千三郎の下で修業を始めたタケシ。やが […]

レプタイル、見ていてドキドキする映画ではあるものの、ストーリーや人間関係がちょっとわかりずらいのが難点でした。

外国人の顔を識別するのが苦手というのもありますが、最初は誰がどういう立場なのかがわかりにくくて、ちょっとしんどかったです。もう少し、丁寧に描写してくれると嬉しかったですね。 殺人事件が起こり、出てくる人がみんな疑わしくて、いったい誰が犯人なのかというのに心を奪われで、良い映画だと思います。 最後の最後もびっくりはさせられましたが、何となく唐突感のある終わり方でしたね。 若い不動産業者が惨殺される事 […]