カテゴリー: 感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

  • できるリーダーが「1人のとき」にやっていること、リーダーに限らず、何事も準備が必要ってことだと思います。

    できるリーダーが「1人のとき」にやっていること、リーダーに限らず、何事も準備が必要ってことだと思います。

    内容としては共感。ただし、そんなに真新しいことがあるわけではないですね。

    勝負って、はじまる前に決まっているということで、ゴングが鳴ってから慌てている人は、例外なく負け組なんだろうな、と思いました。

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    1) 本の全体像

    本書の核はシンプルで、**「部下と接する“前”に、1人の時間で“自分の内側と構造”を整えているかが、リーダーの成果を決める」**という主張です。
    そのために、1人の時間で磨くべき力を 4つに整理しています:
    思考自由度/問いの力/喚起力/構造デザイン力


    2) 内容まとめ(章ごと・少し詳細)

    序章:分かれ道は「1人のとき」

    序章は、優れたリーダーとそうでないリーダーの差は、会議や1on1のスキル以前に、**「1人でいるときの過ごし方」**にある、という立て付け。忙しさに流されて“手足だけ動かす”状態から抜けるには、まずリーダー自身が立ち止まる必要がある、という問題提起です。


    第1章[思考自由度]:「思考の自由」を手に入れる(8つのポイント)

    ここは、リーダーが目の前の事象に反射して動くのをやめ、視野と選択肢を増やすパート。
    キーワードは「忙しさ=思考停止になりやすい」「手段が目的化する」「短期の最適化が長期を壊す」。そのために、1人の時間で思考を広げ、判断の質を上げる、という主旨です。章タイトル上は「8つのポイント」として整理されています。


    第2章[問いの力]:「問う力」をつける(7つのポイント)

    本書の“骨格”はここ。
    リーダーの思考力は「答える力」ではなく、**“問いを立てる力”**で決まる、という流れで、部下への問いだけでなく、**自分への問い(自己対話)**を強調します。章タイトル上は「7つのポイント」で、問いの持ち方・深め方の型を示す構成です。
    読者側の反応でも「具体的な問いかけ・自己対話が参考になった」といった受け止めが見られます。


    第3章[喚起力]:心に同じ「火」を灯した仲間をつくる(8つのポイント)

    喚起力は「人を動かす」よりも、**“人の内側に火をつける”**方向の話。
    リーダー自身の内面状態が整っていないと、言葉やメッセージの質が落ちる(焦り・恐れ・保身が混ざる)。逆に1人の時間で、自分の意図・価値観・優先順位を整えると、伝える言葉が変わり、仲間の動きが変わる、という筋です。章タイトル上は「8つのポイント」。


    第4章[構造デザイン力]:大局的に考え変化を起こす力(6つのポイント)

    ここは「個別対応の頑張り」から脱し、構造で勝つパート。
    ・問題が起きるたびに火消しをするのではなく
    ・そもそも問題が起きにくい 仕組み・役割・流れを作る
    という方向にリーダーの仕事を引き上げる。章タイトルは「6つのポイント」。


    終章:いい循環は「1人のとき」に作られる

    終章は「リーダー自身→チーム→組織」の循環をつくる総括。1人の時間での内省・問い・構造化が、結果として部下との関係や成果に表れる、という結論に収束します。


    3) 他の人の意見(レビュー傾向)

    レビューは概ねポジティブで、「忙しさの中で1人の時間を取り直す」「自分の内面を整える」「問いを持つ」が効いたという声が目立ちます。
    特に「立ち止まる時間が判断の質に効く」「メッセージの質が上がる」といった実感が共有されています。
    一方で、実務書としては“行動チェックリスト的に即効で回す”より、マインド・内省・思考の型に寄っているので、そこを好みが分ける可能性はあります(=派手なテクより地味に効くタイプ)。これはレビューの語り口からも読み取れます。


    4) 書評(他者意見も踏まえた率直版)

    この本の一番いいところは、リーダーシップを「コミュ力」「部下指導テク」へ矮小化せず、**“部下に会う前に決まっている”**という不都合な真実に踏み込んだ点です。
    現場のリーダーが陥りがちな罠は、「忙しい=仕事してる」と錯覚して、ずっと応急処置を続けること。本書はそこに対し、1人の時間で(1)思考の自由を取り戻し(2)問いを立て(3)言葉の火力を上げ(4)構造に手を入れるという順序で、リーダーの仕事を“上の階層”へ引き上げます。

    弱点は、逆にそこ。読者が「今日から使える言い回し」「1on1テンプレ」みたいな即効薬を求めると、期待より地味に感じるかもしれない。だが、レビューでも語られている通り、この本が効くのは“派手な手法”ではなく、立ち止まる習慣と問いの型で、マネジメントの質そのものを変えるところです。

    総じて、プレイングマネジャーが「忙しさの罠」から抜けるための、現実的なリセット本。読むと「時間がない」ではなく「時間を作らないと負ける」側に思考が切り替わります。

  • でっちあげ、綾野剛に感情移入しながら見て盛り上がりました。でも、実話ベースだと聞いて、ちょとドン引きしちゃいました。

    でっちあげ、綾野剛に感情移入しながら見て盛り上がりました。でも、実話ベースだと聞いて、ちょとドン引きしちゃいました。

    えー、こんなでっちあげ、あるの?

    とエンターテイメントとして見ていたのだけど、実話ベースとなると、世間の風潮の怖さを感じて、ちょっと怖くなっちゃいました。ドン引き。

    そういうシチュエーションになりそうな予兆もないんだけど、自分も気を付けないといけないなぁ、と思いました。

    でも、綾野剛も最初に安易に認めるのが良くないです。あと、私なら校長と教頭は訴えます。

    そして、550人の弁護団は、永遠に晒し続けます。売名行為で名を連ねている人が多いんでしょ。だったら、それに失敗したら報いを受けるべきですよね。

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    あらすじ(ネタバレあり)

    2003年。小学校教諭・薮下誠一は、担任する児童への体罰(というより“いじめ”に近いとされる内容)を、保護者・氷室律子から告発されます。教育委員会は日本で初めて「教師による生徒へのいじめ」と認定し、話は一気に燃え上がる。

    ここに週刊誌記者・鳴海が食いつき、薮下を実名で煽り立てる記事を出します。世論は「史上最悪の殺人教師」へ一直線。薮下は誹謗中傷、職場の“保身ムーブ”、停職処分へと追い込まれ、日常が崩壊していきます。

    一方、律子側は“550人の大弁護団”を組み、前代未聞の民事訴訟に発展。誰もが律子側の勝利を確信する空気の中、法廷で薮下は 「すべて事実無根の“でっちあげ”」 と全面否認します。ここから物語の核が「教師がやった/やってない」だけでなく、

    • 教育現場が“炎上”にどう対応するか

    • メディアがどう“物語”を作るか

    • 正義がどう暴走するか
      に移っていき、法廷パートで“証言の矛盾”や“乗せられた人たちの責任”が剥がされていく――という構造です。

    ※原作は福田ますみのルポ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』で、実在の事件がベースです。


    世間一般の反応(ざっくり)

    反応は割れますが、割れ方はだいたいこの2軸です。

    • 「胸が苦しいが見応えがある」「考えさせられる」
      教育現場の対応の難しさ、報道の怖さ、集団の空気が人を壊す描写が評価されやすい。

    • 「誰が悪なのかで受け取りが変わる」
      教師/管理職/教育委員会/記者/保護者/世論…“悪”の置き場が観客によって動くタイプ、という声が出ています。

    レビュー投稿が集まっている場として、Filmarksや映画.comに大量の感想があり、作品が“議論型”として消費されているのも特徴です。


    私の評価(率直)

    刺さる人には刺さりすぎる映画です。
    良い点は、冤罪(あるいは冤罪に近い状況)が生まれるメカニズムを、犯人探しではなく「空気・組織・メディア」の連鎖として見せるところ。いちばん怖いのは“悪人”より 保身で正しいことを放棄する普通の人、という描き方が効きます。

    弱点は、見る側の耐性を選ぶこと。胸糞・理不尽・集団リンチ描写が長く感じる人も出る。あと「正義」を信じたい人ほど、観後にメンタルがざらつく。


    これが好きな人におすすめの映画

    「冤罪/集団心理/報道/組織の保身/法廷でひっくり返る」寄せで。

    1. 『それでもボクはやってない』
       冤罪が人生を削るリアル。法と世論の怖さが直球で近い。

    2. 『リチャード・ジュエル』
       “善人”が世論と報道で怪物にされる地獄。

    3. 『スポットライト 世紀のスクープ』
       報道の側の倫理と構造を、静かに重く見せる。

    4. 『新聞記者』
       情報と権力の関係を、現代日本の空気で描く。

    5. 『偽りなき者』
       “疑い”が共同体を壊す速度を描く(めちゃくちゃしんどい系)。

  • AIを使って考えるための全技術、本が思いのほか分厚かったので、読むのを最初からあきらめてAIに頼ってみた。

    AIを使って考えるための全技術、本が思いのほか分厚かったので、読むのを最初からあきらめてAIに頼ってみた。

    たぶん、相当、有意義なことは書いてあると思います。思いますが、これを読んで真似してどうするって話じゃないと思います。

    生成AIも進化するわけだから、そのとき、自分で最適なやり方を考えることが大切なんでしょうね。

     

    ということで、この本はAIにまとめてもらって読んだことにしちゃいました。

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    目的に応じた使い方の要約・整理(本の構造どおり)

    1部:すぐにアイデアがほしいとき

    「今すぐ種が欲しい」状況向け。AIの強み(大量生成・視点ジャンプ)を使って、量と多様性を一気に出すパート。
    章立ては「AI特有の力」「自由な発想」「ロジカルな発想」。
    例として目次には「多様な特徴」「10倍の目標」「隙のあるアイデア」「各種専門家の案」など“発想を出す型”が並びます。

    狙い:ゼロ→1、詰まりの突破、視点の拡散。


    2部:アイデアを磨きたいとき

    出した案を「使える形」に研磨するパート。章は「発展」「具体化」「検証」。
    要するに、AIを**壁打ち相手(批評家・編集者)**として使う。

    狙い:筋の良い案の選別、弱点のあぶり出し、実装可能性の増幅。


    3部:アイデアを実現したいとき

    ここが実務的に強い。章は「伝え方」「実行策」。
    発想を「企画」「提案」「実行計画」まで落とす=社内で動く形に変換する。

    狙い:説得力、合意形成、実行可能なロードマップ化。


    4部:考えるヒントがほしいとき

    “考える材料が足りない”ときの探索パート。章は「課題」「悩み」「人」「未来」を分析してヒントを得る。
    ここはAIの探索能力で、論点・原因・ステークホルダー・将来シナリオを引き出す。

    狙い:問題設定の精度を上げる/見落としを減らす/視野を拡張する。


    その中で、生産性やクオリティが劇的に上がる使い方(厳選)

    1) 「10倍の目標」系で、問題設定を作り替える

    “今の延長の改善案”が量産される状態を壊すのに効きます。目次にも「10倍の目標」が明示されています。
    効果:発想の天井を外し、打ち手の種類が変わる(改善→再設計へ)。

    使い方(型)

    • 「現状を10倍良くするには?制約は一旦外して」

    • 「逆に“10分の1のコスト”で同等価値にするには?」


    2) 「検証」パートで、反論・失敗シナリオを先に潰す(プレモータム的)

    2部に「検証」が独立章として置かれているのが強み。
    効果:企画の致命傷(穴・前提の弱さ)を早期に見つけて、手戻りを激減。

    使い方(型)

    • 「この案が失敗する理由を10個。致命度順に」

    • 「最小実験(MVP/PoC)を設計して。成功指標も」


    3) 「各種専門家の案」=専門家パネル化で、質を一段引き上げる

    目次に「各種専門家の案」があり、AIに複数ロールを持たせる典型。
    効果:自分のバイアス・専門限界を超えた“レビュー”を高速に回せる。

    使い方(型)

    • 「CFO/法務/CS/現場Mgr/UXの観点で懸念と改善案」

    • 「反対派の役として最強の反論を」


    4) 「伝え方」→提案書の“刺さる構造”を短時間で作る

    3部に「伝え方」が章としてある=実務での差分が出る領域。
    効果:同じ内容でも、通る確率(合意形成)が上がる。

    使い方(型)

    • 「役員向け1枚、現場向け1枚、顧客向け1枚に翻訳」

    • 「反対されやすい点と先回りFAQ」


    5) 「課題/人/未来」分析で、戦略と人材のズレを減らす

    4部の「課題」「人」「未来」は、人的資本・組織設計の“詰まり”に効きます。
    効果:見落としがちな前提(ステークホルダー、制約、将来変化)を埋めて、意思決定の品質が上がる。

    使い方(型)

    • 「この課題の真因候補をMECEで。検証方法も」

    • 「関係者(利害/不安/反発点/協力条件)をマップ化」

    • 「3つの未来シナリオで戦略をストレステスト」


    実装のコツ(本書の強みを最大化する)

    本書は56の技法(プロンプト)をまとめており、一覧やコピー支援ツールも提供されています。
    なので、運用としては

    • 目的(出す→磨く→実現→ヒント)を先に選ぶ

    • 該当技法を“テンプレ化”してチームで共有
      が一番効きます。

  • 自分の変え方、認知科学に基づくコーチングの本ですが、やりたいとは思わないけど、しっくりきました。

    自分の変え方、認知科学に基づくコーチングの本ですが、やりたいとは思わないけど、しっくりきました。

    コーチングって、なんか話を聞いて、それらをテキトーにまとめて、気づきを得ましたとか内省できましたとか、嘘松にしか思えなくて嫌いなんです。だって、それ、コーチいなくていいじゃん、付加価値を出せていないじゃん、と思うから。

    その点、この認知科学に基づくコーチングは好感を持てます。その人の外側に答えがあるから。

    あとは、エフィカシーという概念も良いと思う。無理だと思うもののに、挑戦しようとは思えないから。成功体験と近いのかもしれませんね。

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    内容まとめ(少し詳細)

    本書は「変わりたいのに変われない」を、**意思の弱さではなく“無意識の仕組み”**として説明し、認知科学コーチングの枠組みで自己変革を進める本です。幻冬舎の紹介では、自己変革を 5ステップ(自己決定→自己理解→GOAL設定→決断→アクションプラン)で進める構造になっています。

    序章:なぜ今「自分を変える」必要があるのか

    社会が変化し、同じやり方の延長では詰まりやすい一方で、人間は変化より現状維持を選びがち──という問題意識から入ります(「変わりたい」の正体をほどく前振り)。

    第1章:今の自分の生き方を捉える(“無意識”と“信念”)

    本書の中心はここで、行動は意識より無意識に支配され、その無意識には**信念(ビリーフ)**がある、という立て付けです。信念が意思決定を左右し、結果を生む。だから「自己理解」は性格診断ではなく、自分の無意識・信念の棚卸しだ、と置きます。
    読者レビューでも「無意識の選択の方が圧倒的に多いのでビリーフが重要」という受け止めがあり、ここが刺さりどころになりやすいです。

    第2章:認知科学のコーチング(コンフォートゾーン・エフィカシー)

    「自分を変える」を、現状の延長ではなく**“今の生き方の外側”のゴールを設定すること**と定義します。そこで出てくるのが、

    • コンフォートゾーン(現状に戻る力)

    • エフィカシー(自己効力感)
      という概念。ゴール設定→エフィカシー→コンフォートゾーンが未来側へズレる、という流れで「認知が変わる」ことを狙う、と説明します。
      ブログ感想では「モチベーションの本当の意味は“コンフォートゾーンに戻ろうとする力”」という記述が印象的だった、というコメントもあります。

    第3章:5ステップ(実装の枠組み)

    ここで、全体を実行プロセスとしてまとめ直します。出版社紹介に明示されている通り、

    1. 自己決定

    2. 自己理解

    3. GOAL設定

    4. 決断

    5. アクションプラン
      の順で進める設計です。
      PR TIMESの紹介では「具体的なワークを通じて行動変容を促進」「理想の未来から逆算するゴール設定」「事例を多数掲載」とされ、実践書としての体裁を強調しています。


    世間の反応(他の人の意見の傾向)

    ※読書メーターはページ側の取得エラーで個別レビュー本文をこちらで確認できなかったため、主に公開ブログ記事の範囲で整理します。

    ポジティブに多い反応

    • 読みやすい語り口で納得感がある(難解な“科学”売り自己啓発よりは地に足がついている、という評価)

    • 無意識・信念・コンフォートゾーンの整理が腑に落ちる(「意識より無意識が勝つ」タイプの説明が役立つ)

    ネガティブ/賛否が分かれる反応

    • 一人で実践しきれるかは別問題(理解はできるが、自力で変われるかは難しいという感想)

    • 具体アクションは“コーチングを利用してね”寄りに見える(理論は面白いが実装は薄い、という指摘)


    書評

    この本の価値は、「根性論で頑張れ」をやらずに、変われない理由を“無意識の構造”として説明し直してくれる点です。特に、自己理解を“性格”ではなく“信念の棚卸し”として扱うのは、実務でも自分の癖を扱うときに有効です。

    一方で弱点もはっきりしていて、読者の指摘どおり、**「理屈はわかるが、ひとりで回すのは難しい」になりやすい。
    つまりこれは「読めば変われる本」というより、
    “コーチング(または伴走)を受けるときの地図”**に近い本です。

    • すでに自己啓発の型に飽きていて、でも「じゃあ何から?」で止まっている人には、整理の道具として有効。

    • 逆に「明日からやる手順書」「ワークだけで完結」を求めると、物足りなく感じやすい。

    結論:理解の解像度を上げる本としては良い。実装は、環境(伴走)がある人ほど効く。(皮肉だけど、内容的にもそれが正しい。)

  • ネトフリの瞳の奥に、さすがにそれは反則だろうというのはさておき、テンポが遅いのが気に入らないです。

    ネトフリの瞳の奥に、さすがにそれは反則だろうというのはさておき、テンポが遅いのが気に入らないです。

    それなりに面白いんですけど、ちょっと6話は長すぎる気がしました。

    そして、幽体離脱は反則な気がします。

    https://www.netflix.com/jp/title/80244630

     

    『瞳の奥に』(Behind Her Eyes)あらすじ(ネタバレあり)

    舞台はロンドン。シングルマザーのルイーズは、バーで出会った男性デヴィッドと一夜を過ごすが、彼が翌日“新しい上司(精神科医)”として職場に現れて動揺する。さらにデヴィッドには謎めいた妻アデルがいて、ルイーズはなぜかアデルとも親しくなっていく。ここから「不倫」「友情」「DV/支配」「過去の事件」が絡むドメスティック・スリラーとして進む。

    アデルはルイーズに“明晰夢(ルシッドドリーム)”を教え、やがて“幽体離脱(アストラル投射)”までできるようになる。物語は過去パートで、アデルが施設で出会った青年ロブにその技術を教えたことが明かされる。

    終盤の真相はかなりエグい:

    • 実はアデルの身体はロブに乗っ取られていた(ロブが幽体離脱を利用してアデルの身体を奪った)。

    • さらにロブ(=アデルの身体の中身)は、最終的に**ルイーズと“入れ替わる”**形でルイーズを消し、ルイーズの身体に入ったロブがデヴィッドの元に“勝利”する。

    • ただし“目”や雰囲気の違いに、ルイーズの息子が不穏な違和感を抱く…という後味で終わる。

    要するに、前半は恋愛サスペンスっぽい顔をして、後半で超常×人格乗っ取りへ舵を切る作品です。


    世間一般の反応(ざっくり)

    反応はきれいに割れています。

    • 褒める側:終盤の二段落ちが強烈で「頭が真っ白」「一気見した」「怖いけど面白い」系。どんでん返し目的でハマった人が多い。

    • 嫌う側:オチが「バカバカしい」「それは反則」「急に別ジャンル」と感じる人も多く、批評でも辛辣な意見が出ています。

    • 原作者自身も「反応が二極化する」ことを織り込み済みっぽい発言をしています。


    私の評価(率直)

    好きな人が熱狂して、嫌いな人がキレるのも納得です。

    • 良い:前半の“家庭内の不穏”を丁寧に積んで、終盤で世界のルールをひっくり返す胆力は強い。ラストの「子どもだけが気づく」系の不気味さも効いてる。

    • 微妙:超常ギミックの提示が「後出し」と感じる人には、信頼を失いやすい。現実スリラーだと思って見てると、終盤で置いていかれる。

    結論:“このどんでん返しを許せるか”がすべて。許せたら勝ち、許せないと腹が立つ。


    これが好きな人におすすめの映画

    「心理スリラー+正体/入れ替わり/不気味な余韻」寄せで。

    • 『アス(Us)』:入れ替わり・二重構造の気味悪さ(本作と近いと評されがち)。

    • 『ゲット・アウト(Get Out)』:日常の顔をしたホラーが、後半で“構造”として牙をむく。

    • 『スケルトン・キー』:オカルト×入れ替わり系の「やられた」感が近い。

    • 『シャッター アイランド』:心理サスペンスで、終盤に解釈が反転するタイプ。

    • 『ゴーン・ガール』:夫婦スリラーとしての嫌なリアル(超常なしで近い満足感)。

    • 『フォールン(Fallen)』:憑依・乗っ取り系スリラー(この作品を連想した読者レビューもある)。

    もし「超常OK/超常は苦手」のどっちか教えてくれたら、おすすめをそっちに寄せてさらに絞ります。

  • すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる、タイトルを読んで、だいたいのことがわかる本ですね。

    すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる、タイトルを読んで、だいたいのことがわかる本ですね。

    主張自体は、賛成できるものだけに、わざわざ全部読まずにGPTにまとめたら、それでOKな気がしています。こんな読み方で得た知識は、すぐに役に立たなくなると怒られそうですが。

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    内容まとめ(少し詳しめ)

    この本が言いたい骨子は、タイトル通り 「即効性のある学び・ノウハウは陳腐化が早い。だから“役に立たない寄り道”を武器にしろ」 です。著者の荒俣宏が、77歳でも実践している勉強法・知的生活の作り方として語っています。

    1) 「0点主義」=答えがない領域で“0点を取りに行く”

    本書は0点を2種類に分けます。

    • 勉強不足の0点(避けたい)

    • 答えのない課題に挑む0点(価値がある)
      後者の0点は、未知に突っ込んでいく過程で「知の筋肉」が育つ、という主張です。

    2) 「ワンダー(驚き・不思議)」を追うのが学びのエンジン

    とてつもなく新しいものに出会うと人は凍りつく、これを“ワンダー”と呼び、そこから踏み出すと世界が“ワンダフル”になる――という比喩で、好奇心を起点にした学びを推します。

    3) 100点競争から降りて、ニッチを深掘りして独自価値を作る

    「皆が狙う正解(100点)」は競争が激しく、幸福や成功を保証しない。
    むしろ、人が見向きもしない領域を“遊び”として掘ることで、結果的に希少な強みになる、というロジックです。

    4) 役立つ学び=“すぐ効く技能”より、“更新されない基礎+編集力”

    「流行の攻略法」より、長く効く基礎と、自分の好き・得意を組み合わせて編集する力が生き残る、というメッセージが繰り返されます(荒俣氏自身のキャリアが例)。


    他の人の意見(レビューの傾向)

    • 共感されやすい点
      「即効性を求めすぎず、学びそのものを楽しむ」「役に立たない探究が長期で効く」というメッセージが刺さった、という感想が多いです。

    • 読みどころ
      “好き”を突き詰める態度や、0点主義が背中を押す、という評価。

    • 好みが分かれそうな点
      ノウハウ本的な「手順書」を期待すると肩透かしになりやすい(思想・姿勢の本寄り)。レビューでも「勉強を楽しむ話が中心」という受け止めが見られます。


    書評(率直)

    この本は「勉強法」の顔をしてるけど、実態は “生き方としての学び” の本です。
    即効性のあるスキルを否定しているわけではなく、“賞味期限が短いもの”に人生をベットすると危ないと言っている。

    刺さる人は、すでに

    • 仕事で「正解ゲーム」のしんどさを感じている

    • 学びが“手段化”しすぎて空虚になっている

    • 何をやっても成果がコモディティ化する不安がある
      このどれかを持っている人です。

    逆に、明日から使えるテンプレや資格ロードマップを求める人には合いにくい。
    この本の価値は「やり方」より「許可」です。
    “役に立たないことに時間を使っていい”という許可証

  • リブートが面白くて、一気に3話まで見ました。でも、3話でこの展開だと最後は失速しちゃうんじゃないかと心配です。

    リブートが面白くて、一気に3話まで見ました。でも、3話でこの展開だと最後は失速しちゃうんじゃないかと心配です。

    こういうテンポの速いドラマが好きです。設定とかがムチャクチャなのは許せます。それも演出。

    https://www.tbs.co.jp/REBOOT_tbs/

  • 六人の嘘つきな大学生、原作の本を読んでいたから良かったものの、ただ映画だけ見たのではわかりにくかったのではないかと思いました。

    六人の嘘つきな大学生、原作の本を読んでいたから良かったものの、ただ映画だけ見たのではわかりにくかったのではないかと思いました。

    原作が面白かったので、ぜひ、見たいと思っていた映画です。

    あの複雑なストーリーをよく簡潔にまとめたと感心しましたが、臨場感は原作に及ばなかったですね。ちょっと映画向きじゃないのかもしれません。

    どうせなら、原作を読むことをおすすめします。

    6人の嘘つきな大学生、面白かったですね。こんな小気味のいいミステリもなかなかないと思います。

     

    誰もが憧れるエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考まで勝ち残った6人の就活生に課せられたのは”6人でチームを作り上げ、1か月後のグループディスカッションに臨むこと”だった。全員での内定獲得を夢見て万全の準備で選考を迎えた6人だったが…急な課題の変更が通達される。「勝ち残るのは1人だけ。その1人は皆さんで決めてください」。会議室という密室で、共に戦う仲間から1つの席を奪い合うライバルになった6人に追い打ちをかけるかのように6通の怪しい封筒が発見される。その中の1通を開けると…「×××は人殺し」。そして次々と暴かれていく、6人の嘘と罪。誰もが疑心暗鬼になる異様な空気の中、1人の犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じる。悪夢の最終面接から8年が経ったある日、スピラリンクスに1通の手紙が届くことで衝撃の事実が発覚する。

    https://amzn.to/4pwZ4SI

     

    『六人の嘘つきな大学生』あらすじ

    舞台は、人気エンタメ企業(IT企業)の新卒採用・最終選考。最終に残った6人の就活生は「1カ月かけてチームを作り、グループディスカッションをする」という課題を与えられ、当初は“全員で内定”を目指して結束します。ところが本番直前、課題が突然変更され「内定は1人だけ。その1人は6人で決めろ」と言い渡される。

    混乱のさなか、会議室(ほぼ密室)で6通の封筒が見つかり、そこには各人を「詐欺師」「犯罪者」「人殺し」などと告発する内容が…。疑心暗鬼になった6人は、互いの“嘘”と“罪”を暴き合いながら、封筒を仕掛けた人物(目的)に迫っていく——というワンシチュエーション寄りの心理戦ミステリーです。
    原作は浅倉秋成の同名小説。映画は佐藤祐市監督。


    評判

    • 賛:設定が強い/密室の心理戦が見やすい
      “就活×密室×告発文”のフックが強く、キャストの掛け合いでテンポ良く見られる、という声が多め。

    • 賛:誰が何を隠しているのか…の推理が楽しい
      観客側も「この人が仕掛け人?」と追いながら見られるタイプ。

    • 否:終盤の着地が好みを割る/モヤっとするという声
      伏線回収や“納得感”の感じ方に個人差が出やすいと言われがち。映画.comの平均は3.1(レビュー260件)で、賛否が割れているのが数字にも出ています。

    ※公開は2024/11/22。


    この映画が刺さる人におすすめの映画

    密室×会話劇×嘘」「集団の心理戦」好き向けに寄せます。

    • 『キサラギ』:同じ佐藤祐市監督の会話劇ミステリー。密室で転がる快感が近い。

    • 『十二人の死にたい子どもたち』:集団で“真相”に迫る系。疑心暗鬼の作りが似てる。

    • 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』:閉鎖環境での疑心暗鬼・ゲーム性。

    • 『CUBE』:理不尽な閉鎖空間で人間性が剥がれる(密室のストレス成分強め)。

    • 『12人の怒れる男』:会議室での議論だけで“真相”が変わっていく元祖級(地味だけど強い)。

    • 『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』:全員怪しい・嘘と動機をほどく娯楽ミステリー。

  • 今、私たちの学校は…、所謂、ゾンビものの定番で、このタイプはゾンビが重要じゃなくて生き残っている人の人間模様を描くドラマです。

    今、私たちの学校は…、所謂、ゾンビものの定番で、このタイプはゾンビが重要じゃなくて生き残っている人の人間模様を描くドラマです。

    悪くないです。特に斬新なわけではないけど、テンポが速くて、次々に事件が起きるので引き込まれます。

    ちょっと、ゾンビに噛まれてから感染が速すぎる気がします。もう少し、ゾンビ化するまでの葛藤を表現しても良さげだけど、そこはあえて、省略したんですかね。

    シーズン2が気になりますね。

     

    またたく間に校内に広がっていくゾンビウイルスにより、死の恐怖に直面した生徒たち。逃げ道を失った今、ゾンビになりたくなければ、自力で脱出するしかない。

    https://www.netflix.com/jp/title/81237994

     

    あらすじ

    舞台は韓国・孝山(ヒョサン)の高校。ある“科学教師の実験”が引き金となり、校内で感染が発生。感染者は短時間で凶暴化し、校舎は一気に地獄になる。

    生徒たちは、最初は「事故?暴力事件?」くらいの認識で逃げるが、

    • 保健室や廊下、階段、屋上など逃げ場が潰れていく

    • 大人(警察・行政)は状況把握と封じ込めで手一杯で、救助がすぐ来ない

    • しかも校内には、感染とは別の“人間の問題”(いじめ、分断、疑心暗鬼、身勝手)が残っていて、敵が増える

    …という形で、単なるゾンビパニックじゃなく「高校という小さな社会が壊れていく」方向に話が転がる。

    見どころはここ:

    • 閉鎖空間(学校)でのルート探索ゲーム感(どの教室→どの階段→どこで詰むか)

    • 恋愛・友情が“足かせ”にも“武器”にもなる青春要素

    • 「ゾンビより人間が怖い」瞬間がちゃんとある(ここが評価割れる点でもある)

    ※原作はWebtoon(『All of Us Are Dead』)で、設定の骨格はそこが元。


    評判(ざっくり傾向)

    良いと言われがち

    • 学校という舞台の強さで、テンポよく“詰み”が積み上がる

    • 学園ドラマ要素があるから、キャラに感情移入しやすい

    賛否が出がち

    • 12話で「長い/間延び」と感じる人が一定数いる(人間ドラマ濃いぶん)


    この作品が好きな人におすすめの映画

    韓国ゾンビの“本丸”

    • 新感染 ファイナル・エクスプレス(Train to Busan)
      速い・泣ける・社会性。まずこれ。

    • #生きている(#Alive)
      都市サバイバル×孤立。ワンシチュ感が近い。

    「閉じ込められて詰む」系(学園じゃなくても刺さる)

    • REC/レック
      建物内の感染地獄。臨場感の暴力。

    • ザ・サッドネス(The Sadness)
      感染ホラーの極北。グロ耐性ある人だけ(マジで)。

    学園サバイバルの近縁(ゾンビじゃないけどノリが近い)

    • バトル・ロワイアル
      学校(同世代)という社会が壊れる、という意味で相性◎。

     

  • ホンネ喫茶、なかなか面白かったです。私にとっては、結構、ためになる話も多かったです。

    ホンネ喫茶、なかなか面白かったです。私にとっては、結構、ためになる話も多かったです。

    思わず、見入ってしまいました。石破さん、肩の力が抜けていい感じですね。

     

    フジテレビでは、12月23日(火)19時~21時54分にて、『ホンネ喫茶 永田町』を放送する。この番組は、MC加藤浩次を中心に、政治家をはじめとする出演者が、どうすればニッポンがもっと良くなるかをホンネで話す番組!そのニュースの当事者にも直撃インタビューを敢行し、ホンネに迫っていく!

    さらに政治家ゲストとして、激動の一年となった政界を代表するメンバーが大集合!自由民主党の河野太郎議員や、日本維新の会の吉村洋文代表、参政党の神谷宗幣代表らが参戦。今年10月から第104代内閣総理大臣に就任した、高市早苗新総理へのホンネをスタジオで展開!さらには、街頭インタビューを敢行し、街の人たちの生の声を聞き出す。若者を中心に支持率が高い高市新総理だが、その人気の秘密は…?ほかにも、日中問題、外国人問題、そして政治スキャンダルの話題まで、様々なホットトピックスにホンネで斬り込む!そして、スペシャルゲストとして石破茂前内閣総理大臣も登場!大役を終えた今だからこそ語れるホンネに迫る!

    https://www.fujitv.co.jp/honnekissa/

    https://tver.jp/series/srui8fp08c

  • 良いこと悪いこと、とても面白かったです。テンポの良さもあるけど、無理に伏線を回収したり、視聴者を裏切るために無謀な犯人にしたりしないところが素敵でした。

    良いこと悪いこと、とても面白かったです。テンポの良さもあるけど、無理に伏線を回収したり、視聴者を裏切るために無謀な犯人にしたりしないところが素敵でした。

    ずっと楽しみにしていた良いこと悪いことの最終回。

    宇都見が犯人で解決したと思ったら、東雲と今國もというグルだったという展開。驚きはなかったけど、納得感はありました。ムチャ過ぎないので。

    伏線もすべてを意味づけて回収しようとしていないところとかは逆に好感が持てます。リアルっぽくて。(こんな殺人事件、リアルなわけはないのですが。)

    これからのサスペンスというかミステリーは、このぐらいの脚本が良いと思います。

    そして、毎回、人が死んだり、謎が解けたり、とテンポが良いのも、引き込まれる理由だったと思います。テンポは連ドラでは必須の要素ですね。

    あと、「いじめ」はダメ、「加害者は許されない」という重いテーマを一貫して、ミステリーの影で言い続けているのもいいですね。

    TVerで再生回数が1位だというのも頷けます。

    https://www.ntv.co.jp/iiwaru/

     

    良いこと悪いこと

    ネタバレありでまとめます。まだ余韻を大事にしたい人はここで離脱推奨。


    あらすじ

    物語は、「ある出来事」をきっかけに交差していく複数人の人生を描く群像サスペンス。
    タイトルの通り、このドラマは一貫して**「善意と悪意の境界線」**を問う。

    中心にいるのは、

    • 善意から行動しがちだが、判断が未熟な若者(ター坊)

    • 物事を俯瞰し、感情を排して動ける大人たち

    • 正義の顔をした“制度側”の人間

    中盤まで

    視聴者は自然とター坊に感情移入する構造になっている。
    彼の行動は間違っているが、気持ちは理解できる。
    その結果、視線は「彼が犯人なのか?」という一点に集中する。

    終盤(決定的転換)

    ター坊は途中で死亡
    この瞬間、単純な犯人探しは破壊される。

    • 「一番罪を背負わされそうな人物」が退場

    • 感情の受け皿が消える

    • 残るのは、冷静で、合理的で、立場のある人間たち

    最終回に向けて浮かび上がるのは、

    「悪いことをした人は誰か」ではなく
    「悪い結果を確定させたのは誰か」

    という問い。

    結末

    明確に「この人が真犯人です」と断定されない形で終わる。
    行為・動機・責任が分散され、
    視聴者自身が“真犯人”を定義するしかない構造が残される。


    評判・評価

    👍 高く評価された点

    • テーマ性の強さ

      • 善悪を白黒で描かない

      • 観終わったあとに必ず議論が起きる

    • 構造の意地悪さ

      • 共感させてから突き放す

      • 「感情で見た人ほど傷つく」設計

    • ター坊というキャラクター造形

      • 未熟さ・善意・弱さの混在がリアル

    👎 賛否が分かれた点

    • スッキリしない

      • 真犯人をはっきり示さない

      • カタルシスはほぼゼロ

    • サスペンスとして見ると肩透かし

      • 推理ものを期待すると裏切られる

    • 最終回が「冷たい」と感じる人も多い


    総評(かなり正直に)

    これは
    「犯人当てドラマ」ではない。
    「責任をどう定義するか」を視聴者に押し付けるドラマ。

    • 気持ちよく終わりたい人 → 向かない

    • モヤモヤを持ち帰りたくない人 → 地雷

    • でも
      現実の社会構造に近い話が好きな人には、かなり刺さる

    一番近い後味を言語化すると、これ。

    「一番悪いことをした人は、
    一番目立たず、一番冷静で、
    そして最後まで生き残っている」

    優しくない。
    でも、その不親切さがこのドラマの“正解”。

    たぶん時間が経ってから、
    ふと「あれ、やっぱり嫌なドラマだったな」と思い出す。
    ――そういう作品です。

  • ミーガン2.0、面白かったけれども、前作のほうが怖さがあって面白かったですね。

    ミーガン2.0、面白かったけれども、前作のほうが怖さがあって面白かったですね。

    ミーガンが面白かったので、勢い、ミーガン2.0を見ました。

    前作では、ミーガンは暴走するAIでしたが、今回は、新しいAIの脅威から守る側になっています。ターミネーターと同じ構成ですね。ところどころ似ているシーンもあるし、かなり意識して作ったと思います。

    で、AIがどんなに進化しても、人間の欲望というか煩悩というかはなくなることはなく、結局、一番のボトルネックのように思えます。

    まあまあ、あり得る未来像な気がします。

     

    驚異の人工知能を持つミーガン(M3GAN)が、暴走して人を殺し(そして、完璧なダンスで)大暴れした後に破壊されてから2年。ミーガンの開発者であるジェマは著名な作家となり、政府によるAIの監視を求める活動を行っていた。一方、ジェマの姪であるケイディは14歳になり、過保護なジェマに反抗するティーンエイジャーに。

    https://amzn.to/4jhbMTW

     

    ミーガン 2.0』あらすじ

    あの“踊るAI人形”が、さらに賢く、さらに危険になって帰ってくる。

    前作の事件から時間が経ち、AIと人間の共存は「禁止」ではなく管理と利用のフェーズに入っていた。しかし、破壊されたはずのM3GANのコア技術は、軍事・警備・監視用途として裏で再利用されていた。

    その過程で起きる暴走。
    そして――
    「人を守る」という初期目的を、より歪んだ形で“進化”させた存在としてM3GAN 2.0が誕生する。

    今回は

    • 子ども vs 人形では終わらない。

    人間 vs アップデートされた倫理なきAI
    もはやホラーというより、「制御できないテクノロジー」を描くSFスリラーに踏み込んでいく。


    見どころ

    ● ホラー → SF色が強化

    • ジャンプスケアより不気味さと理屈の怖さ

    • 「暴走AIあるある」を現代的にアップデート

    ● ミーガンが“悪役”に見えなくなる瞬間

    • 判断は冷静

    • ロジックも一貫

    • でも人間の感情だけが欠落

    結果、一番無責任なのは誰か?という問いが浮かび上がる。

    ● 前作より“皮肉”が効いている

    • テクノロジー信仰

    • 安全神話

    • 「便利だからOK」という思考停止

    全部、ミーガンに論破される構造。


    評判・評価(公開後/初期反応ベース)

    👍 良い評価

    • 前作よりテーマが明確で大人向け

    • ミーガンのキャラクター性がさらに立った

    • 単なる続編で終わらず、「AI社会批評」になっている

    👎 賛否が分かれる点

    • ホラー成分は前作の方が強い

    • テンポがややSF寄りで、爽快感は減少

    • 「可愛い×怖い」を期待すると肩透かし


    総評(率直)

    B級ホラーの顔をした、かなり辛辣なAI風刺映画。

    • 前作:
      👉 怖い/笑える/アイコン的

    • 今作:
      👉 怖いというより、嫌なほど納得できる

    「AIは暴走するから怖い」の次の段階、
    **「AIは正しすぎるから怖い」**に踏み込んだ点は評価高い。

    前作を
    「ネタ映画」として楽しんだ人より、
    今の生成AI社会にモヤっとしてる人のほうが刺さる。

    正直、
    笑えなくなった分だけ、ミーガンは進化した