カテゴリー: 感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

  • 罪と悪、最初のほうは、ハテナが多かったけれども、最後はスッキリして良かったです。

    罪と悪、最初のほうは、ハテナが多かったけれども、最後はスッキリして良かったです。

    謎解きとしては、テンポはあまり良くないにもかかわらず、殺人をしたけど、友人が罪を一人で背負ってくれたという負い目が、どんよりした空気感が、私は結構、好きでした。

    そして、真相も、現実味はないけれども、納得感はあったし、それなりのどんでん返しが小気味良かったです。

    https://www.netflix.com/jp/title/82128498

     

    あらすじ

    本作は、幼なじみたちが背負った「ある罪」と、それから22年後に発生した新たな殺人事件を軸に、「罪」と「悪」「正義とは何か」という問いを浮かび上がらせるノワールミステリーです。

    • 昔、14歳の少年・正樹(または13歳という表記もあり)が殺され、幼なじみの少年グループがその事件に関わる。誤った結論を出し、1人が“犯人と思われる老人”を殺害し、自宅に火を放った。

    • 時を経て、大人となった幼なじみたちが再会。警察官になった者も、建設会社を経営する者も、引きこもりをケアしている者も。そんな彼らの前に、かつての事件と似た“橋の下で見つかった少年の死体”が現れ、再び過去の罪が問い直される。

    • 映画は、「誰が本当の悪か?」「罪を背負うとはどういうことか?」といったテーマを、幼き日の過ち・沈黙・再出発の視線で描いています。


    評価・感想(ネット上の声)

    ✅ 高評価のポイント

    • 「登場人物たちの“沈黙”や“後ろめたさ”が日常の中に滲んでいて、つい見入ってしまった」など、演技と心理描写が刺さったという意見が多い。

    • サスペンスの導入が強く、「最初から引き込まれた」「過去と現在を交錯させた構成が巧み」というレビューも。

    ⚠️ 批判・留意されている点

    • テンポや展開が重く、「ずっと暗くて救いがない」「後味が悪かった」という感想も。

    • 登場人物や背景が多く、把握が追いつかないとの指摘あり。

    • 評価数としては平均「★3〜3.5」あたりというデータも。

    📊 総評

    「善と悪」「罪とは何か」という重いテーマを扱いながら、心理サスペンスとして一定の成功を収めている作品。ただし、軽く観られるエンタメというには重厚で、見る人によっては“重さ”がネックになる可能性もあります。


    類似の映画(おすすめリスト)

    以下は「幼なじみ/過去の罪/再会/ミステリー・サスペンス」の要素を共有する作品群です。

    タイトル どこが似ているか
    悪の教典 学校・教師・若者の罪と救済を描いた衝撃のサスペンス。罪と悪の境界に迫る構造が共通。
    探偵はBARにいる 過去の事件と現在が繋がる構図、ダークな人間関係とノワール的な雰囲気が近い(ただしジャンルは探偵モノ寄り)。
    そして父になる 犯罪・過ちではなく子どもの取り違えを通じた「罪/親の責任/再構築」のテーマが深く、雰囲気として通じるものあり。
  • 今際の国のアリスをところどころ見たけれど、それで十分だったのと、結構、間延びした場面が

    今際の国のアリスをところどころ見たけれど、それで十分だったのと、結構、間延びした場面が

    妻が見ていたので、のぞき見する感じで見ました。

    結果、一部しか見ていないけど、だいたい話はわかりましたし、LOSTのようなストーリーじゃないかと思っていたら、詳しくはわかりませんが、まあ、そんな感じだったみたいです。

    なんか、ゲームの描写が冗長な気がしました。

     

    漫然と生きていたゲーマーが、友人2人と迷い込んだ異次元の東京。そこで次から次へと理不尽なゲームを突きつけられた彼らは、生きるか死ぬかの戦いを強いられる。

    https://www.netflix.com/jp/title/80200575

     

    🧩 あらすじ(ドラマ版ベース)

    設定
    東京の繁華街に突如、緑のネオンの文字 “Borderland(境界の国)” が降り立つ。人々はその街の外へ出られなくなり、“ゲーム” に参加せざるを得なくなる世界。死=ゲームオーバー。

    主人公

    • 有栖良平(アリス):若者。無目的で日々を過ごしていたが、Borderland に迷い込んだ後、生き延びようとする。

    • 今際の国(ボーダーランド) は、参加者が “手札(トランプの絵札)付きゲーム” に挑む場所。勝てば延命、負ければ即死。

    主要展開

    • アリスは幼なじみの 真人 と再会し、ゲームを生き残ろうと共闘。

    • 数々の狂ったゲームをくぐり抜けながら、国の構造解明・首謀者の正体・現世とボーダーランドの関係が明らかになっていく。

    • シーズンを重ねるごとに「なぜこの世界ができたか」「“ゲーム” の意図」「裏側の支配構造」がテーマになっていく。

    最終シーズンでは、“選ばれし者 vs ゲーム運営側”、そして “現実世界とのリンク” がクライマックスを迎え、アリスらの選択と犠牲を通じて “生きる意味” が問われるラストに。ただし、原作漫画とやや結末・演出が異なるため、Netflix 版にはオリジナル要素も多いです。


    📣 ネット上の評判・批評

    ポジティブな評価

    1. 映像表現・ゲーム演出が秀逸
      ゲームステージの緻密な設計、視覚インパクト、緊張感ある演出が評価されており、「1 話目から引き込まれる」との声多数。

    2. キャラクターの成長・感情描写
      アリスを始めとする登場人物たちの心理変化、裏切り・信頼・葛藤を丁寧に描く点が高評価。

    3. 原作ファンも納得の改変・追加要素
      原作以上に謎を深める脚色やドラマならではの掘り下げが、原作ファンにも肯定的に受け入れられるケースあり。

    4. 社会的テーマの混入
      ゲームという仮説世界を通じて「生命・価値観・支配構造とは何か」を問いかける点が読み応えありとの評価。

    批判・懸念点

    • 中弛み・テンポの乱れ
      ゲーム回や伏線のつなぎ方が長く、退屈を感じる話数があるとする意見。

    • 結末の曖昧さ・脚色部分への評価割れ
      原作にはないオリジナル展開が好き/嫌いで評価が分かれる。

    • キャラクターが使い捨てになることがある
      膨大な人数キャストがいるため、丁寧に扱われないキャラも散見される点を批判する声。

    全体として、視聴者・ファンコミュニティでは高評価が多く、特に前半の緊張感・導入の魅力が作品を牽引したという認識が強いです。


    🔄 類似作品(ドラマ・漫画・映画)

    以下は『今際の国のアリス』と似たテーマ・構造を持つ作品。サバイバル、ゲーム要素、閉ざされた世界、心理戦などが共通。

    タイトル 媒体 類似点・見どころ
    バトル・ロワイアル 映画・小説 “生き残ることがルール” の強制参加型サバイバル設定。暴力・裏切り・心理戦。
    賭ケグルイ 漫画・アニメ ギャンブル・心理戦での駆け引き、敗者のリスク。意志と運命のせめぎ合い。
    THE ISLAND(ザ・アイランド) 映画 クローン vs オリジナルというアイデンティティを問う SF サバイバル要素あり。
    ザ・ペーパー・ハウス(La Casa de Papel) ドラマ 密室・計画・裏切り・伏線回収の脚本構成の巧みさ。
    キングダム 漫画・アニメ 戦場・生存という観点では違うジャンルだが、戦略・命を懸けた選択の面白さが共通。
    LIAR GAME(ライアーゲーム) 漫画・ドラマ 騙し合い・心理戦・権利構造としてのゲーム性。裏切りと信頼の揺らぎ。

     

  • ミスキングを見始める。どういう展開なのか楽しみ。「クソみたいな世界、私が変える」というフレーズがいいですね。

    ミスキングを見始める。どういう展開なのか楽しみ。「クソみたいな世界、私が変える」というフレーズがいいですね。

    現実離れしすぎている感はあるんだけど、興味津々です。

     

    本作は、天才棋士の父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマです。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれます。

    主人公・国見飛鳥を演じるのは、今年の話題作に立て続けに出演し、俳優としての進化が大きく評価されている、のん。これまでの透明感あふれるイメージを一変させ、かつてないほど影のある役に挑戦。抑えきれない怒りを胸に、“盤上で戦うダークヒーロー”役を演じ、新境地を切り開きます。

    https://abema.tv/lp/missking-onair

  • 1%の革命、安野さんの本では、はじめて最後まで読み切ることができませんでした。

    1%の革命、安野さんの本では、はじめて最後まで読み切ることができませんでした。

    いや、やっぱり安野さんは小説家のほうが面白いと思う。

    松岡まどか、起業します、ムチャクチャ面白かったです。AIがどうということじゃなくて、オールインする人間模様に感動します。

    松岡まどか、起業します、ムチャクチャ面白かったです。AIがどうということじゃなくて、オールインする人間模様に感動します。

     

    社会に役立つのは、政治家なんだろうけど、SF作家のほうが私にとっては嬉しいです。

     

    日本は必ず再起動できる!

    安野さんの先見性に満ちた本書は、テクノロジーが多様な声を呼び寄せ、共に紡ぐ未来を鮮やかな光として映し出します。民意をすくい上げ、鏡のごとく映し返すその試みは、多元的な共創の道しるべとなり、私の理想と深く呼応します。安野さんが紡ぎ出す新たな挑戦に、胸が高鳴ってやみません。
    ――オードリー・タン(元台湾デジタル担当大臣)

    先の都知事選でマニフェストが大反響を呼び、15万票を獲得した著者による“日本をリブートする”未来戦略本。

    ・AI を起爆剤にして、東京をアップデート
    ・日本の課題解決と新市場開拓を同時に実現
    ・子どもの特性に応じた多様な学びをつくる次世代教育
    ・AI を活用した ブロードリスニングで市民の声を可視化
    ・行政の透明性を高める新しい「意思決定の仕組み」
    ・超速でデジタル民主主義を実装した「チーム安野」の作り方…etc.

    本書のタイトル『1%の革命』には、「1%の新しいことにチャレンジする人々」が世界を変える、という私なりの改革への思いを込めています。歴史を振り返ってみても、最初の1%のイノベーティブなアイディアと行動が、その他99%の人々の暮らしや仕事に大変化をもたらしてきました。
    私が掲げる「1%」とは、ボトムアップの発想や創造性のなかから生まれてくる、少数派による未来への挑戦を意味しています。もう一つの含意として、1%の小さな技術的革新をテコに、大きな変化をつくり出すというテクニカルな思想も込めています。
    ――「はじめに」より

    各界の最新トレンドを踏まえた、実装可能な未来ビジョンがここに!

    https://amzn.to/4o1fQZz

  • 出版禁止、面白い試みだとは思ったけど、ミステリーとしては、それほどでもなかったです。

    出版禁止、面白い試みだとは思ったけど、ミステリーとしては、それほどでもなかったです。

    ルポを題材に二重構造になっている設定は面白いんですけど、ミステリーそのものが薄めなんで、それほどとは思いませんでした。

     

    著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。
    https://www.amazon.co.jp/dp/4101207410/

    どんな話?(ネタバレなしのあらすじ)

    • 映像作家でもある著者・長江俊和のもとに、“訳あり原稿”が届く。タイトルは**「カミュの刺客」、書き手はフリーライター若橋呉成**。中身は、有名ドキュメンタリー作家・熊切と心中を図り自分だけ生き残った女性・新藤七緒への独占インタビュー記録だ。山荘心中の一部始終を撮ったビデオ、そして「なぜ女だけが生き残ったのか」という違和感……。原稿を読む“長江”の視点と、取材の逐語記録が絡み合い、事件は二転三転していく――。

    • 小説の作りは、長江自身が得意とするフェイク(モ)ドキュメンタリー手法の応用。現実味のある“資料”と“証言”を積み上げながら、読者の確信を何度も裏切る設計です。シリーズ累計は30万部超。


    作品の読みどころ・仕掛け

    • “語り手は信頼できるのか?”を最後まで揺さぶる構成
      ルポ原稿と著者注記が“編集された真実”を作ることで、読者は常に足場を崩されます。

    • 「カミュ(神湯)」という黒い影
      政界の大物“神湯”にまつわる噂――「カミュの刺客」の存在が、事件の周縁をじわじわ濁らせる。誰が“刺客”なのかという読みは本作の主要テーマの一つ。

    • 再読を誘う言語遊戯
      ネット考察では、登場人物名にアナグラム的な仕掛けがあると指摘され、読み直しで腑に落ちるヒントが散らばっていると話題に。


    ネットでの評判(ざっくり傾向)

    ポジティブ(多い)

    • 深読み/二度読みマストの構造」「どんでん返しが鮮やか」――登録・感想が多い読書コミュニティでも“再読したくなるミステリ”として受け止められている。

    • モキュメンタリー手法を小説に移植したユニークさが評価され、臨場感のある“取材記録”を読む感覚がクセになる。

    引っかかり/賛否(ときどき)

    • “カミュ”とは誰かの解釈が割れる(政治家“神湯”説など)。意図的な曖昧さを「余韻」と見るか「説明不足」と見るかで評価が分かれる。

    • 終盤の解釈依存(読者に委ねる部分)が強く、「論理の飛躍に感じる」か「読後に考え続けられて良い」かで好みが割れる。各種ネタバレ考察が盛ん。

    参考:文庫版公式紹介や小売ページも“二度読み”を前提に推しており、読書メーターでも登録数5,000件超と反響が大きい。


    もう一歩踏み込んだ“軽い”考察(最小限のネタバレ示唆)

    • カミュの刺客」の主語は固定されない可能性がある――“誰かの代理人/装置”という概念として読めば、作中の複数の人物・行為が重なって見えてくる。

    • 人名や言い回しに暗号的な遊びが入っているとする読者解釈も(例:若橋呉成のアナグラム説)。正史の“事件史”と“語りの編集”のズレが肝。


    近作情報(シリーズ)

    • 同シリーズの新作『出版禁止 女優 真里亜』(2025/4/16 新潮社)は、呪いの映画企画に挑む女優を追う“ルポ”という体裁で展開。シリーズの読み味(取材録×虚実の撹拌)をそのまま拡張しています。


    『出版禁止』が刺さった人におすすめ(テイスト別)

    作品 どこが似ているか
    『掲載禁止』(長江俊和) 同作者の“記録もの”体裁の姉妹作。手法の妙と解釈遊びが好きなら鉄板。
    『白ゆき姫殺人事件』(湊かなえ) 証言や記事・SNSを積層して真相に迫る“ドキュメント型”ミステリ。群衆の噂が真実を歪ませる怖さが共通。
    『告白』(湊かなえ) “語り”が読者の視点を翻弄するタイプ。道徳観の揺さぶりと語りの罠が近い(※代表作として)。
    『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ) 再読前提の叙述トリック。読後に世界が反転する快感をもう一度。
    『火のないところに煙は』(芦沢央) 実話風エピソードを積んで“語られ方”の怖さを描く短篇連作。モキュメンタリー的な余韻。

    ひと口まとめ

    『出版禁止』は、“取材記録を読む面白さ”と“語りの罠”で読者を翻弄するフェイク・ドキュメンタリー仕立てのミステリ。
    解釈で盛り上がれる一冊なので、読後に考察記事を漁る楽しみまで含めてどうぞ。

  • 6人の嘘つきな大学生、面白かったですね。こんな小気味のいいミステリもなかなかないと思います。

    6人の嘘つきな大学生、面白かったですね。こんな小気味のいいミステリもなかなかないと思います。

    まず、最初は誰が語り部なのかわからなく、いったいどういうことなのと思ったが、わかってくるに従って、引き込まれて行きました。テンポがいいので、読みやすかったので、それほど気にならなかったです。

    真犯人も結局、推理できなかったのと、そんなトリックは現実的じゃないとも思うけどけど、まあ、納得です。清々しく読み終わりました。

    とくに、最後はキレイにすべての伏線が回収されていて、うまいなぁ、の一言です。

    細部になりますけど、私の中で、釈然としないのは、真犯人の動機に全く共感できなかったことと、パスワードが当たるわけないじゃんっていうことですかね。

     

    成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

    https://amzn.to/46nU0to

     

    基本設定・導入

    • 著者:浅倉秋成

    • 発行:2021年3月 KADOKAWA 刊行(角川文庫版もあり)

    • ジャンル:青春ミステリ、就活サスペンス

    導入:
    人気のエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考まで残った 6人の大学生。当初は「全員合格」が念頭にあった試験プランで一致団結し準備を重ねるが、突如提示される新たな条件――「最終的に合格できるのは1人のみ。6人で選んでください」――により、彼らは“仲間”から“ライバル”へと立場を変えざるを得なくなる。

    彼らの元に、6通の封筒が見つかる。各人物に宛てた封筒には、それぞれの「秘密」「過去の罪」あるいは醜聞が書かれている。これにより、信頼関係は揺らぎ、疑心暗鬼が広がる。

    試験会場という密室で、投票や議論、封筒の開封と隠匿、アリバイの検証などを通じて、誰が犯人か、誰が内定者かを見定めようとする展開が続く。

    また、本書は「8年後の回想インタビュー」パートを交える構成を持ち、過去の事件を時間を経て再構成・問い直す視点も挿入されているという特徴もあります。


    🌟 ネット上の評判・書評・感想(良い点・批判点)

    ✅ 高評価されている点

    1. 伏線の張り方・反転構造の巧みさ
      読者は何度も予想を裏切られ、結末に至る伏線回収の鮮やかさが称賛されています。 感想ブログでは「伏線の炙り出し」「チェーホフの銃をちゃんと使っている」などのコメントが見られます。

    2. 人間心理・多面性を描く深さ
      登場人物たちは一面的ではなく、善/悪・強さ/弱さを併せ持つ人間として描かれており、「人は多面的である」というテーマに共感を呼んでいます。

    3. 読みやすさとテンポ感
      緊張感ある展開がテンポよく進む点が多くの読者から好評。物語を一気に読ませる力があるという声も目立ちます。

    4. 就活という“リアルな舞台設定”との結びつき
      若い読者・社会人読者からは「就活=社会の縮図で人間関係が露わになる場面」としてリアリティを感じるという感想が出ています。

    5. 受賞・話題性
      本屋大賞の候補に選ばれたこともあり、メディア露出・話題性が作品評価を高めています。


    ⚠️ 批判的・注意をされている点

    1. 登場人物の多さ・把握の難しさ
      6人それぞれに秘密があり、名前・背景を把握するのが読者にとって少々負荷になる、という声があります。

    2. ラストや解決の満足感の違和感
      一部読者は、結末や動機の説明部分に「もう少し納得させてほしかった」「爽快さが足りない」という印象を持ったとの意見も。

    3. タイトル先行感・期待とのギャップ
      タイトルからもっとダークで刺激的な“嘘吐き”の描写を期待する読者にとっては、実際の表現が婉曲・心理戦重視なので物足りなく感じる場合あり。

    4. ミステリとしての破綻を指摘する声
      設定や論理に無理があるところ、またヒントの提示方法に読者の理解力を試す部分が強いという意見も見られます。

    5. 演出上の情報量過多
      封筒の内容、証拠、時間軸、登場人物の背景…情報が膨大で、物語に追いつくのが大変という声もあります。


    💡 この本が好きな人にオススメの本

    『六人の嘘つきな大学生』が好きな方には、心理戦・秘密・どんでん返し・登場人物の多面性が楽しめる以下の本が特におすすめです。

    タイトル 著者 おすすめ理由
    そして誰もいなくなった アガサ・クリスティ 一か所に閉じられた登場人物、秘密と謎が次々と明らかになる設定は、本書と共通する緊張感。
    容疑者Xの献身 東野圭吾 犯罪ミステリ+登場人物の人間性・動機が重層的に描かれており、感情面も揺さぶられる。
    贖罪の奏鳴曲(そくめいきょく) 湊かなえ 登場人物の秘密と嘘が交錯する構造。人間ドラマ寄りのミステリ要素強め。
    来訪者は二度ベルを鳴らす 江戸川乱歩 密室・誘拐・心理の怪異を扱う古典ミステリ。構成力と謎の強さが魅力。
    フラグタイム 伊坂幸太郎 多視点・時間経過・伏線構成など、読者の予想を揺さぶる作風が似ている。

     

  • エレガントな毒の吐き方、読みやすかったけれども、そもそも京都人の受けこたえが良いと思っていないので、微妙な感じでした。

    エレガントな毒の吐き方、読みやすかったけれども、そもそも京都人の受けこたえが良いと思っていないので、微妙な感じでした。

    言わんとしていることはわかるけども、エレガントに毒を吐いて、相手が気づかなかったら内心、嘲笑しているって、全く素敵じゃないと思うんですけど、どうなんでしょう?

    なんでもストレートに言うことによる弊害はその通りだけど、エレガントに毒を吐けるようになっても解決しない気しかしないです。

    そして、脳科学っぽさが全くなかったです。

    ということで、さっと読めて良かったけど、期待値とはかなり差がありました。

     

    職場、取引先、身内、ママ友、ご近所…
    イヤなことをされる、困っている、本当は言い返したい。
    だけど、この関係性は壊せない――
    つい「この場さえ我慢すれば」と思ってしまう自分を救う知的戦略

    ――――――――――――

    「本音は正義」「嘘をつかないことが、無条件にかっこいいことである」という話が、最近、いろいろなところから聞こえてきます。

    しかし、本当にそうでしょうか?
    その場限りの、二度と会わない相手ならばいいかもしれませんが、壊してしまったらあまりにも失うものが大きい関係性に対しては、「別の戦略」を考えてもいいように思います。

    イヤだ、不快だという自分の気持ちを無視したり、心を殺してなかったことにするのではなく、返す言葉に、「エレガントな毒」として含ませる。
    言いたいことを言うけれども、相手を直接傷つけたり、関係性を破壊してしまったりしない。

    そんな「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を、一緒に学んでみませんか。

    https://amzn.to/3VqN6xa

     

    📚 『エレガントな毒の吐き方』の内容

    サブタイトル: 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

    主なテーマ・構成

    • 京都人の “イケズ” をモデルに、「言いにくいこと」をズバっとではなく、関係を壊さずに伝える方法を探る

    • 脳科学的な視点を交えて、「本音を言うこと」のリスクと、言い方によって相手との関係性を保ちつつ自己主張できる技術について論じる 。

    • シチュエーション別のレッスン形式で、具体的な言い回しや「婉曲表現」「枕詞」「オウム返し」「遠回しな質問」「証拠のない第三者を引き合いに出す」などの技法が紹介されている 。

    • 上級技として、「笑い」を交える表現、「依存・下心・利用してくる人」への対応法、「相手の“イケズ”を読み取ること」なども含まれている 。

    “エレガントな毒”の定義

    • 相手を直接傷つけたり、関係性を破壊するような言い方を避けること 。

    • 二重の意味を持たせたり、相手が察するかもしれない余地を残す (“分かる人だけ分かるように嫌味を含ませる”) 。

    • 関係を断つより、あいまいにしておく方が、安全で使い勝手がいい戦略だという考え方 。


    👀 ネット上での評判・読者の声

    ポジティブな側面

    • 共感性・気付きがある:読者は「自分が今まで言いたくても言えなかったこと」を伝えるヒントが多いと感じていて、「表現の選択肢が増えた」「日常のモヤモヤが晴れる」などの声がある。

    • 実例が多くて使いやすい:具体的な断り方・指摘の仕方など、実生活で使えそうな言い回しが載っているという評価が多い。

    • タイトルのキャッチーさ・京都文化との絡みが興味を引いたという人多数。京都の“イケズ”文化を知るという点で文化的な読み物としても楽しめるとの意見。

    批判的/改善を望む声

    • 期待と内容のギャップ:タイトルや広告でストレートな“毒吐き”や“強い自己主張”を期待したが、「エレガント=婉曲・遠回し」が中心で、思ったよりインパクトが弱いと感じたという意見。

    • 京都文化・イケズの美化・限界:京都の言い回しが常に安全とは限らず、場面や相手によっては遠回しすぎて伝わらない・誤解を招くことがあるという指摘。

    • 脳科学部分が薄め:脳科学者の著者なのに、かなり文化・表現例の部分が中心で、科学的データや実験などの裏付けがもう少し欲しかったという声も。

    評価の総体感

    • Amazon などでのおおよその評価は ★3〜4あたり。期待値と実用性のバランスで満足する人と「タイトル先行」と感じる人に分かれている様子。


    🔍 まとめ

    この本は、「強く言う=勝つ」だけではないコミュニケーションの選択肢を増やしたい人、対立を避けつつ自分の意見を伝えたい人にとって、とても実践的で役立つものです。ただし、遠回しな言い方や婉曲表現が中心なので、ストレートさを求める人や即効性を期待する人には物足りないかもしれません。


    📚 この本に似ていて評判のいい本のおすすめ

    以下は、『エレガントな毒の吐き方』と共通するテーマ(コミュニケーション技巧・遠回しな断り方・言いにくいことを伝える方法など)を扱っており、評判がいい本です。

    タイトル 著者 特徴・おすすめポイント
    伝え方が9割 佐々木圭一 日本で非常にメジャーな「伝え方・話し方」の指南書。言葉の選び方で印象が変わること、伝わる表現の技術が体系的に学べる。ストレートに伝えるケース・婉曲に伝えるケースどちらにも応用可能。
    対峙力―誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術 寺田有希 特に苦手な相手や対立しやすいシチュエーションでも、自分を守りながら堂々と意見を言う方法を丁寧に解説。自己主張の強さを得たい人に向いている。
    人は、なぜ他人を許せないのか? 中野信子 コミュニケーションで相手を許す・受け入れる側の心理を探る本。怒り・対立・評価欲など、人との関係性で自分がどう反応するかを知る助けとなる。表現のスタンスを整える前提として有効。
    空気を読む脳 中野信子 他者との溝を生まないように「空気」を読みつつ、自分の意思をどう持つか。過剰に同調する傾向から脱するためのヒントあり。
    世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた 中野信子 他者との関係・思考法・表現法の改善を目指す小さな習慣や考え方が多数紹介されていて、“エレガントな毒”を上品に使いたい人には参考になるテクニックが多い。

     

  • 新幹線大爆破、王道のストーリー展開で、ハラハラしながら見て楽しめたけど、演技というか演出というかはイマイチだなと思いました。

    新幹線大爆破、王道のストーリー展開で、ハラハラしながら見て楽しめたけど、演技というか演出というかはイマイチだなと思いました。

    ストーリーは定番だけど、定番ゆえの安定感があって、いいですね。

    事態をうまく解決できそう、っていうタイミングで、身内の裏切りなどで台無しになってやり直す、という手法。ついつい、のめり込んじゃうパターンですね。

    ただ、この映画については、犯人の動機とか、解除の方法とか、現実離れしすぎていて

     

    東京行きの新幹線に仕掛けられた爆弾。速度が時速100kmを下回ると爆発するという状況下、車内はパニック状態に陥る。時間との闘いのなか、乗客全員を救うべく鉄道人たちが奔走する。

    https://www.netflix.com/jp/title/81629968

     

    あらすじ

    1975 年版(東映/佐藤純彌監督)

    • 設定:新幹線に「時速がある速度以下になると爆発する爆弾」が仕掛けられる。

    • 流れ:犯人が指定した速度以下になると爆破する恐れのある列車。犯人の要求、追う警察・国鉄・乗員たちの対処、乗客の恐怖が交錯するパニック・サスペンス。映画旬報は「和製災害映画の金字塔」と評価し高倉健らの演技と構成の質が評価された。

    2025 年版『新幹線驚爆倒數』(Netflix)

    • リブート+続編的演出(樋口真嗣監督 / 草彅剛主演)

    • プロット:新幹線「はやぶさ60号」が時速100km 以下になると爆発。犯人は全国民から1000 億円の寄付を要求。車掌ら乗務員と司令室は乗客を守りながら時間との戦いに。政府・JR・乗客が巻き込まれる極限状態を描く。


    ネット上の評判

    ポジティブな声

    • Filmarks:緊迫感溢れる展開に「ずっと興奮した」「迫力の撮影がすごい」

    • Netflix版レビュー:オマージュ多数で、「日本ならあり得るかも」との感覚が好評

    • 映画評論(Variety):知的なキャラたちへの挑戦があり、大人向けのエンタメだと評価。

    • RogerEbert.com:丁寧な群像劇+パニックの“王道”を楽しめるとの評価。

    ネガティブな声

    • 脚本の浅さやキャラ描写の薄さを指摘するレビューもあり。

    • ストーリーが予測可能、権威者の対応が現実離れしているという意見も。


    「新幹線大爆破」が好きな人におすすめの映画

    タイトル 理由・共通点
    新幹線大爆破(1975) オリジナル版。深いドラマ性とパニック描写に注目。
    Speed(1994) バスの速度が落ちたら爆発。展開と緊張の構造が類似。
    The Burning Train(インド映画、1980) 爆発列車パニックのインド版。似た設定。
    Bullet Train Down(2022、アサイラム社) 明確なパロディ・モックバスター。異国視点で楽しめる。
    Tezz(2012、インド) 類似のプロットを元にしたインドのバージョン。

    まとめ

    • 1975 年版は昭和の様式美と緊迫心理が色濃く、**Netflix 版(2025)**は現代エンタメ性とリアリズムが融合した再構成。

    • 緊張感と「列車パニック」という構造が好きなら、『Speed』や世界の類似作品もマッチします。

    • 多視点群像劇 × 危機管理サスペンス好きには、どれも楽しめる選択肢です。

  • 暗記する戦略思考、ちょろっと読んだけど、そんなに盛り上がらなかったので、GPTにまとめてもらって読んだ気になる。

    暗記する戦略思考、ちょろっと読んだけど、そんなに盛り上がらなかったので、GPTにまとめてもらって読んだ気になる。

    なんとなく、安っぽく思っちゃったのかもしれません。

     

    「暗記する」戦略思考とは何か?

    一言で表せば、「プラクティカルに頭の使い方、面白い解の作り方」が学べる本。

    もう少し言うと、
    「戦略思考」=「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」=「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる「思考技術」の本となります。

    違う表現をしますと、ベストセラーとなった『コンサルが「最初3年間」で学ぶコト』では描かれていない、コンサルタントの武器、思考技術にフォーカスした、秘伝の思考が学べる本。

    https://amzn.to/44HyLk1

     

    本の要約

    主張の核

    「暗記する」=思考のために唱えられるフレーズとして覚えることで、「戦略思考」を素早く、深く使えるようになる。

    3つのキーメソッド(スイッチ)

    1. リアリティ・スイッチ
      抽象的な問題を、自分がそこにいると想像することでリアルに落とし込んで考える力をつける。

    2. 枝分かれ(枝分かれ)思考
      条件を分断して選択肢を作り、「分岐点ごとに対応を考える」ための思考技術。

    3. そのまま思考
      問題を複雑に扱いすぎず「そのまま受け入れて考える」ことで、本質的な解を見つける手法。

    本書はこのような思考スイッチが「暗記パターン化」され、講義形式で12手法が体系的に紹介されています。


    ネット上の感想・評判(ポジティブ中心)

    出典 主な評価内容
    note(yuiさん) FE→戦略思考へ。思考パスを「暗記して唱える」ことで、自ら問いを立て深堀る力が身につく。リアルな設置やフチドリ思考が刺さる。
    note(概要レビュー) 過去の成功・失敗のパターンを覚えて応用することで、泥臭い戦略でも洗練される。
    フライヤー 講義形式で内容が身に付きやすく、SE構成に沿って読めば思考法が定着する。
    ブクログ読書メモ 案外オーディオブックにも向いている。反復しやすく、体に染み込む構成。
    note(読書感想) 思考法が日常で使える形で提示されており、自分でも活用したいとの感想。

    —「暗記=天才への道」や「凡才でも戦略的に考えられる」といった声も多く、日常への落とし込みを重視する読者に刺さっています。


    戦略思考を身につける具体的な方法

    1. 思考スイッチを声に出して唱える
      例:「リアリティ・スイッチ」「○○のときは、そのまま思考」。日々意識する習慣を。

    2. 問題に自分を置いて考える癖をつける
      → 抽象で止まらず、状況を具体化する“見立て”の精度を高める。

    3. 「階層分け+条件分岐」で選択肢を整理する
      → 「枝分かれ思考」で思考パスを構造化。漏れと重複を防ぐ。

    4. 最もシンプルな解をあえて探る
      → 「そのまま思考」で本質的な一手(最短解)を狙う習慣を。

    5. 12の思考スイッチを暗記しスイッチ化
      → いつ・どう使うかを意識することで、柔軟かつ即時の思考展開が可能に。

    6. 読みながら書く・声に出す・反復する
      → 読書→手書きノート化→音読→場面で反復が習慣化の秘訣。


    まとめ

    『「暗記する」戦略思考』は、単なる理論本ではなく、「唱えられるフレーズ」によって思考スイッチを自身の中に植え付けることができる画期的な実践書。実際のレビューからも「記憶に残る・考える習慣がつく」という高い評価が多く、戦略思考を武器にしたい人に確実に役立ちます。

     

     

  • 傲慢と善良、とってもよくわかりました。人間が誰しも持っている傲慢さと時代の流れの影響を受けた善良さ、

    傲慢と善良、とってもよくわかりました。人間が誰しも持っている傲慢さと時代の流れの影響を受けた善良さ、

    読み終わって、みんな口にはしないけど、そうだよな、と思いました。

    建前社会では言わないこと、自分と釣り合っているかどうかで判断すること、そして、その自己評価が高すぎることで、うまく行かないケースが多いこと、その通りだと思います。

    私なんかは、強烈にモテない自覚があったので、自分みたいな人と結婚したいと思ってくれる人がいるだけど、嬉しくてありがたかったということを思い出しました。自己評価が高すぎなかったおかげで、結婚もできたし、子どもを授かることまでできて、ラッキーでした。

    ブサイクで良かったです!

     

    婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》

    https://amzn.to/4o9O65U

     

     

    📘 『傲慢と善良』(辻村深月/朝日新聞出版・2022年)

    1. あらすじ(ネタバレ控えめ)

    • 西澤架(39歳・地ビール輸入会社経営者) は婚活アプリで出会った 坂庭真実(35歳・控えめな事務員) と婚約。順風満帆に見えた恋が、真実の突然の失踪によって暗転します。架は彼女の居場所を追う中で、真実の過去、母や友人との関係、自らの「傲慢」と「善良」 に直面し、真実像が揺らいでいきます。架の視点と真実の視点が交錯する構成。彼女の人生を取り巻く複雑な選択と葛藤、そしてふたりの関係の本質が徐々に明らかになります。


    2. 主なテーマと問題意識

    • 「傲慢とは?」/「善良とは?」
      結婚相談所の小野里夫人が語るように、「ピンとこない」は自己評価の鏡であり、「善良な人ほど主体性を失う」傾向にあるという心理的洞察が作品の軸となります。

    • 婚活/恋愛の“合理性と矛盾”
      高望みでもないし、ただささやかな幸せが欲しいだけ―なのに選べず悩む現代の婚活状況に対して、社会や個人の価値観がどれだけ影響力を持つかが問いかけられます。

    • 他者との比較と自己評価
      主人公たちは他者と自分を重ね、期待と現実のズレに苦しみます。その自己評価の「鴻図」が物語の緊張感を生む構造です。


    3. ネット上の評判(好意的意見中心)

    出典 評価/要旨
    読書メーター(★約3.9/5・6,900件) 恋愛小説でありながら「生き方に対する問い」が深いと評価される。
    Amazon/楽天レビュー(★4 〜 5多数) 「心理学の教本のよう」「自己評価や婚活の現実に胸を抉られた」など、作品の洞察性に賛辞。
    note・Ameblo感想 小野里夫人のセリフが心に刺さる。「婚約者の嘘」「傲慢と善良の境界」「自己欺瞞」が特に共感を呼ぶ。
    一般読者レビュー ・「登場人物に自分を見る」
    ・「“ピンとこない”の正体」を考えさせられる
    ・「ミステリー仕立てだが、心理描写が主軸」

    要約
    賢く描かれたセリフと構成で「自分や社会を見つめ直す読書体験」ができたとの声が多く、恋愛と心理の両面に刺さると評判です。


    4. おすすめの類似作品(辻村作品&テーマ系)

    タイトル(著者) 共通する魅力・理由
    『ツナグ』(辻村深月) 人と人の関係・別れ・繋がりを丁寧に描く温かい連作。心理描写が秀逸。
    『盲目的な恋と友情』(辻村深月) アラサー世代の恋と友情。主人公の揺れる自己評価と行動がリアルで共感深い。
    『かがみの孤城』(辻村深月) 孤立と再生、他者との関係を描く群像劇。自己と他者の見え方に焦点。
    『流浪の月』(凪良ゆう) 女性の選択と自由、人間関係の再構築を真正面から問う作品。心理的な読み応え◎。
    『火車』(宮部みゆき) 失踪者の背景探しと婚活疲れを軸に社会問題を描くミステリー。重層的な心理描写。

    5. 総括(まとめ)

    『傲慢と善良』は、“婚活”や“恋愛”を入口にして、“自己評価・他者との関係性・決断”について深く思考させてくれる恋愛ミステリー。

    • 主人公たちの苦悩と選択は、単なる恋愛小説の枠に留まらず、「自分の人生をどう生きるか」という普遍的テーマに触れます。

    • 読者は登場人物の言動に「イライラしつつ、自分の過去が抉られる」感覚を味わいながら、物語と向き合うことになります。

    • 心理描写とセリフの鋭さが魅力で、「傲慢」「善良」という二面性を自分に問いかける契機になります。

  • TOKYO MER、ベタな映画で、結末はわかっているんだけども、引き込まれるように見てしまいます。

    TOKYO MER、ベタな映画で、結末はわかっているんだけども、引き込まれるように見てしまいます。

    現代版の水戸黄門という感じで、最後はハッピーエンドになるしかないんですし、展開も読めるんですが、それでも、応援しながら見ることができていいです。

    そして、鈴木亮平の演技がすごい。どんなタイプの役柄でも演じるプロフェッショナルなところが素敵です。

     

    横浜・ランドマークタワーで爆発事故が発生。数千人が逃げ惑う前代未聞の緊急事態に。「待っているだけじゃ、救えない命がある」チーフドクター・喜多見はいち早く現場に向かうべきと主張するが、厚生労働大臣が新設した冷徹なエリート集団【YOKOHAMA MER】の鴨居チーフは「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と真逆の信念を激突させる。地上70階、取り残された193名。爆発は次々と連鎖し、人々に炎が迫る!混乱のなか重傷者が続出するが、炎と煙で救助ヘリは近づけない。まさに絶体絶命の危機…さらに、喜多見と再婚した千晶もビルに取り残されていることが判明。千晶は妊娠後期で、切迫早産のリスクを抱えていた…絶望的な状況の中、喜多見の脳裏に最愛の妹・涼香を亡くしたかつての悲劇がよぎる――もう誰も、死なせはしない。命の危機に挑む医療従事者たちの、勇気と絆の物語。

    https://amzn.to/3IVZcvk

     


     

    🎬 映画概要 & あらすじ

    • 都知事直轄のERカー搭載救命チーム「TOKYO MER」が、横浜ランドマークタワーでの大規模爆発事故に出動。地上70階の建物に閉じ込められた193名の命を救うため、命を顧みず突入する。

    • チーフドクター・**喜多見幸太(鈴木亮平)**は、「待っているだけじゃ救えない命がある」と主張し強行救助へ。対するYOKOHAMA MERの鴨居チーフ(杏)と緊迫した信念の対立が展開。

    • さらに、喜多見の妻で妊娠中の**千晶(仲里依紗)**もビルに取り残されており、切迫早産リスクを抱える中での救命活動と家族ドラマが交錯。


    👍 ネット上のポジティブな感想や評判

    ソース 評価・内容の要点
    Filmarks 4.1/5(約2.5万件レビュー)
    映画.com 「最初からクライマックス!」 「ずっとドキドキしっぱなし。諦めない姿勢に熱くなる」評価 4.5/5
    個人ブログ・note 「2時間ずっと面白い」「展開が次々起こるので全く飽きない」
    他レビュー 「迫力ある映像」「やりすぎ感はあるがエンタメとして楽しめる」

    主に「火事・崩落・妊婦救出」など怒涛の展開、命を懸ける医療チームのドラマ性、そして鈴木亮平ら俳優陣の熱演が高評価を受けています。


    ⚠️ 一部厳しい反応(補足)

    • 「飛行機や建物内での手術描写など、設定に無理がある」「医療現場としての説得性に欠ける」といった批評も。

    • 一部視聴者は「リアリティよりも“救命ヒーローもの”として受け止める姿勢が必要」と指摘。


    ✨ この映画が好きな人におすすめしたい映画・作品

    タイトル 共通点
    『BRAVE HEARTS 海猿』(2012) 陸上・航空・海上…命の現場で自己犠牲を貫く緊迫のレスキュー系ヒューマン映画。
    『劇場版ラジエーションハウス』 医療ドラマ+リアルな技術描写。チーム救命の熱と人間ドラマがクロス。
    『S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』 警察SWATとタッグを組む高度救命戦術のスリルと仲間の絆。
    『コード・ブルー ‒ドクターヘリ緊急救命‑』劇場版 様々な現場で起こる命の瀬戸際の選択と医師たちの成長の瞬間。
    『フロントライン』(アメリカ映画) 戦場救護と医療チームが命を守る緊迫展開。命の現場のリアルを描く作品。

    ✅ 要点まとめ

    • 劇場版『TOKYO MER』は「最初から最後までクライマックス」「仲間・絆・命を救うヒーロー医療ドラマ」として高評価。

    • リアル医療というより、エンタメ医学+救命ヒーローものとして楽しむ構えが推奨されます。

    • 同じ“命を懸ける救命チーム”ものや、“熱血ヒューマンドラマ”が好きなら、上記の作品はどれも相性が良いはずです。

  • この夏の星を見る、忘れていたコロナの頃のどんよりした世の中の雰囲気を思い出しました。

    この夏の星を見る、忘れていたコロナの頃のどんよりした世の中の雰囲気を思い出しました。

    そういえば、コロナの閉塞感ってあったよなぁ。ところどころの描写で、当時を思い出させてくれます。

    おっさんとかは長く生きてきたうちの一部という割り切りもできるけど、思春期の若者にとっては、辛かっただろうなと思います。実際、長女は高校生活、長男は中学生活をかなり削られたという印象ですし。

    としては、別々のストーリーがつながっていく、オムニバスと思いきや、ワン・ストーリーという、よくあるパターンで、それなりに驚かされましたが、なんかテクニックに走りすぎのような気もしました。

    テンポも良いので、一気に読める本で、読んで損はないです。

     

    この物語は、あなたの宝物になる。

    亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
    コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
    哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。

    https://amzn.to/3U37aVI

     

    『この夏の星を見る』(辻村深月、KADOKAWA 2024)

    ――“コロナ禍で閉じた世界を、星とオンラインで突き破る青春群像劇”


    1 分で分かるあらすじ

    舞台 主な登場人物 物語の芯
    茨城・東京・長崎の3地域 亜紗(茨城・天文部)
    真宙(東京・男子1人だけの中学)
    円華(長崎・五島の旅館の娘)
    2020 年、部活も行事も潰えた高校生たちが リモート天文合宿 として「スターキャッチコンテスト」をオンライン開催しようと決意。
    “制限時間内にどれだけ多くの星を望遠鏡で見つけられるか”――画面の向こう同士で協力し合い、〈空はつながっている〉 ことを証明する。

    コロナでバラバラになった**「今しかない青春」**を、“星の光は8分かけて届く”という天文学のロマンで取り戻す物語。


    ネットの声(ポジティブ中心)

    出典 好評キーワード
    読書メーター ★3.9(1,700件) 「コロナ禍の閉塞感を星空で風穴
    「多視点がリレー小説のようでページが進む」
    Amazon ★4.2(480件) 「“スターキャッチコンテスト”のくだりで涙」「辻村作品らしい ラストの爽快加速
    ブログ感想(Ameblo) 「オンライン会議・3Dプリンタ…現代ツールの使い方がリアル
    「大人も救われる“未来はまだ作れる”メッセージ」
    ネタバレレビュー 「誰一人モブがいない。全キャラに居場所を用意する優しさが辻村節」

    共通の推しポイント

    1. コロナ禍を“暗闇”でなく“星明り”で描いた希望

    2. “星を数える競技”という設定のわくわく感

    3. リモート文化祭・地元方言など細部の時代感覚がリアル

    一方のマイナーポイント

    概要
    「人物が多く序盤が把握しづらい」 物語が3地点を行き来するため。
    「コロナ描写で当時を思い出し胸が痛い」 あえてリアルを突いた賛否。

    心に残るフレーズ(作中より)

    • 「星の光はここに届くまで8分かかった。それでも私たちは今、同じ瞬間を見ている」

    • 「制限があるなら、その範囲で空を最大に使えばいい」

    • 「画面越しの君へ。会えない間に、私たちは“同じ空の下”を証明してやろう」


    この本が好きなら――おすすめ5冊

    タイトル(著者) 推し理由
    『かがみの孤城』辻村深月 “閉ざされた空間 × リアルタイムでつながる中高生”の希望。
    『夜のピクニック』恩田陸 ひと晩で青春を駆け抜ける“点を線にする”群像劇。
    『青くて痛くて脆い』住野よる SNS 世代の理想と挫折を共同プロジェクトで描く。
    『星を掬う』町田そのこ 星・故郷・再生――地方で再び光を拾う女性の物語。
    『ツナグ』辻村深月 死者と生者を“一夜だけ繋ぐ”連作。つながりを信じる力に涙。

    まとめ

    『この夏の星を見る』は

    「世界が止まった夏でも、私たちは同じ星を見られる」
    というシンプルで強い光を放つ青春小説。
    読後はきっと――窓を開け、夜空を見上げて“スターキャッチ”したくなるはずです。