- 2022/02/20
魔女は甦る、前に読んだ中山七里の小説が面白かったので読んだのですが、これは、かなりイマイチでした。ミステリーとしてルール違反だと思います。
ミステリーでもなんでもないですよ。ホラーにもならない。 恐怖と驚愕のラストって、たしかに、驚愕したけ……
あの扉はなんだったの、猫は誰なの、震災をテーマにする必要あったの、などなど。
なんかファンタジーっぽいけど、共感できるところが少なかったです。
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…