事故物件、ちっとも面白くなかったです。ドキュメンタリーなのか、ホラーなのか中途半端。

事故物件、ちっとも面白くなかったです。ドキュメンタリーなのか、ホラーなのか中途半端。

まあ、どっちに転んでもつまらなかったです。久しぶりに見て損したかも、と思う映画でしたね。

 

TV番組への出演を条件に、「事故物件」で暮らすことになった芸人の山野ヤマメ(亀梨和也)。その部屋で撮影した映像には白い”何か”が映っていた…。番組は盛り上がり、ネタ欲しさに事故物件を転々とするヤマメ。しかし人気者になっていく一方、次々と怪奇現象に巻き込まれていく。そしてある事故物件で、ヤマメの想像を絶する恐怖が待っていた–。

https://amzn.to/3ZNAMK8

 

映画『事故物件 恐い間取り』(2020)

— “住んでみたらマジで出た” 実話ホラーの要約とネット評判 —


1 ️作品データ早見表

項目 内容
公開 2020 年 8 月 28 日
監督 中田秀夫(『リング』『クロユリ団地』)
原作 松原タニシ著『事故物件怪談 恐い間取り』
主演 亀梨和也(売れない芸人・山野ヤマメ役)
共演 奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか ほか
上映時間 111 分
興行 興収 23 億円(邦画ホラー 2020 年度 1 位)

2 ️あらすじ(核心ネタバレは伏せてあります)

  1. テレビ企画「事故物件に住んでみた!」
    売れないお笑い芸人・山野ヤマメ(亀梨)は、TV ディレクターから“家賃激安=過去に事件・自殺あり”の部屋に住み、心霊現象をレポートするハード企画を持ち掛けられる。ギャラ欲しさに承諾。

  2. 第1 の物件:深夜のカメラに“白い影”
    玄関に漂う腐臭、寝ているヤマメの枕元を横切る謎の影… 撮れ高は抜群で番組は大ウケ。ヤマメは“一発屋”ながらブレイクし始める。

  3. 第2・第3 の物件――現象がエスカレート
    ・隣室の壁越しに聞こえる子どものすすり泣き
    ・クローゼットの奥に貼られたお札、天井裏の隠し部屋 など
    取材班のカメラマンが体調不良になり、出演を拒絶。

  4. “事故物件グランドスラム”と最凶の部屋
    ヤマメは芸人として売れる一方、心身は疲弊。ラスボス的物件は一家惨殺の現場跡で、間取りには“封印部屋”が。入居後、監視カメラに映った人ならざるものが周囲を次々と襲い…

  5. 真相と決着(※伏せます)
    封印部屋の正体、犯人と霊の関係が暴かれ、ヤマメが芸人生命と引き換えに下した決断とは——?

テーマ: 「話題づくりのために“死者の声”を利用することの業」
見どころ: 実在芸人・松原タニシの体験をベースに、バラエティ×J ホラーを融合させた前半の“考察バラエティ感”。


3 ️ネット上の主な感想(要約)

レーティングの概況

サイト 平均★ 件数 (’25/6) 傾向
Filmarks 2.9 / 5 ≈21k “前半◎/後半△”多い
映画.com 3.0 / 5 ≈2.4k 亀梨演技評価は高め
Yahoo!映画 3.2 / 5 ≈2.1k ホラー初心者向き

褒めポイント

  • 設定が新鮮:「“事故物件住みます芸人”というワイドショー的リアルをホラー化⁉︎」

  • 序盤のドキュメンタリー調:「中田監督らしいジワ怖演出+バラエティの温度差が怖楽しい」

  • キャスト:「佐々木蔵之介(不動産屋)の怪演がクセになる」「瀬戸康史の相方役がいい緩衝材」

ツッコミ・低評価ポイント

  • 後半が“THE・Jホラー”テンプレ:「せっかくの実話感がCG怨霊で台無し」

  • 説明過多/動機が弱い:「幽霊も犯人も“そう来たか”だけど納得感が薄い」

  • 怖さより笑いが勝つ:「心霊バラエティのノリがホラーを食ってしまった」という声も。

総じて: 「企画勝ち。怖がらせ方より“間取り×実話”のアイデアを楽しむエンタメ」
ホラー玄人には物足りないが、心霊バラエティが好きな層・ライト層には“ちょうどいい怖さ”で語り草に。


5雑談ネタとしての使い方

  • 「もし家賃半額でも住める?」 と盛り上げる

  • 不動産サイトで**“心理的瑕疵物件”**を検索してみる

  • 間取り図好き/建築好き仲間と「封印部屋」考察を楽しむ

  • 原作者・松原タニシの YouTube 実録と映画比較で二度おいしい


一行まとめ

『事故物件 恐い間取り』は、実話ベース×間取り図ホラーという唯一無二のネタで“考察と笑い”を呼びつつ、後半は賛否両論のジェットコースター。ライトに楽しむ“肝試しムービー”として語りやすい一本です。