勝つチャンスは十分にあったんですけどね。まあ、仕方ないです。よく頑張ったと思います。
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クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は18日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われ、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が開催国枠出場のJリーグ王者・鹿島と対戦。延長戦に突入した試合を4-2で制し2大会ぶり2度目の優勝を飾った。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(31)がハットトリックを達成。バロンドールの実力を見せつけた。
前半序盤からRマドリードは両サイドをワイドに展開したサッカーを仕掛ける。9分にはMFモドリッチのミドルシュートからGK曽ケ端が弾いたボールをFWベンゼマが詰めて2戦連発となる先制点を決めた。
先制後も試合を優位に進めたが、前半ロスタイムに柴崎にゴールを決められスコアは振り出しに戻った。
1-1で迎えた後半。7分にはまたも柴崎に決められ勝ち越しを許す。まさかの展開となるも、そこから銀河系軍団は意地を見せる。14分にルーカス・バスケスがエリア内で倒されPKを獲得。C・ロナウドが落ち着いて決めて同点に追いついた。その後、互いに譲らずゲームは延長戦に突入した。
延長前半8分、一瞬のスキを突きベンゼマからのスルーパスを受けたC・ロナウドが左足で決め勝ち越した。14分にはシュート気味のボールをトラップし、左足で落ち着いて決めハットトリックを達成した。延長後半7分、イスコと交代しお役御免となった。
アジア勢として初めて決勝に進んだ鹿島は、柴崎の2得点で一時勝ち越すなど奮闘したが、延長戦で力尽きた。