基本、メモを取らない私には朗報。メモを取っても記憶は定着しないという研究結果があるそうですが…

基本、メモを取らない私には朗報。メモを取っても記憶は定着しないという研究結果があるそうですが…
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いやあ、イイ話。

メモを取ると、メモを取ることが目的になって、思考停止しちゃうんですよね。

私は、その場で覚えられない話は、使いこなせないから、どうせ役に立たないと割り切っています。

でも、一応、ポーズでメモ帳は持っています。やる気を見せるために。

そして、使い方は、ほぼ落書き帳。見返すことはないけど、ブログの下書きにする思いついたキーワードを書き留めています。

 

と思っていたら、4年半前に同じ記事を投稿していました。ってことは、全く、記憶していなかったことが露呈されちゃいました。がくっ。

http://konchan.net/x/archives/13225

 

 

https://wired.jp/2015/01/17/taking-notes-is-no-good/

何かを覚えておきたいとき、メモを取る人は多い。でもそれではかえって逆効果になる、という研究結果が発表された。

カナダのマウント・セント・ヴィンセント大学のミシェル・エスクリットとシエラ・マーは、学生グループを集めてトランプの「神経衰弱」ゲームを用いた実験を行った。同じ絵柄の2枚の位置を記憶したあと、カードは裏返して置かれる。プレイヤーはカードを1枚めくってはそのたびに、そのカードと対になるカードの位置を思い出さなければならない。

実験では、記憶のために与えられた時間中、半数の学生にはカードの位置と正体について紙にメモをとる機会が与えられた。そのほかの学生たちは、元から備わっている記憶力に頼るしかない。また、与えられた時間が過ぎると、メモをとっていた学生たちのメモは没収されてしまう。

両グループはさまざまなカードの位置と正体についてテストされた。そして結果としてわかったのは、メモをとっていたグループの方が、カードの位置を思い出すことについて、ずっと成績が悪かった、という事実だ。

「メモをとっていたグループの方が、カードの位置と正体に関して、優れた記憶があるはずだと予測された人もいるかもしれません」と、研究者たちは語る。でもそうはならなかった。メモをとった学生たちは、記憶の貯蔵に外部形式の技術を頼るあまり、彼ら自身の神経シナプスは、何もせずにいたのだ。

読者諸兄には、ぜひこのことをメモして欲しい(いや、実際にはメモにとらずに、単に覚えていて欲しい)。メモを取れば、あなたの記憶をむしばむ。あなたの脳を救うには、鉛筆を置き、メモ帳から離れよう。