- 2023/11/18
キングダム、漫画を読んだことないけど、これはなかなか面白いですね。はまりそうな予感。
そんなバカなと思う、ありえない展開が続くものの、ストーリーがいいからか、引き込まれますね。 山の王が……
橋下徹って、メディアでのやり取りを見る限り、あまり好きじゃなかったんです。何だか、鼻持ちならない言い回しが目立っていた、という印象です。
でも、この本の内容は、自分がそうありたいと心がけているところと、すごく近くてびっくりしました。もしかしたら、私も鼻持ちならないのかもしれません。
しかも、読みやすくていいですし、時間のない人は、目次だけ読んでもためになると思います。
特に共感した目次をピックアップすると、
です。
ただし、大阪都構想については、本人の思入れが強すぎるせいか、言っていることはわかるけど、説得力はなかったです。私としては、初めて大阪都構想がどういうものかわかったので、良かったのは良かったですけど。
38歳で大阪府知事に就任し、数々の改革を成し遂げてきた橋下徹氏。
大阪府庁1万人・大阪市役所3万8千人の職員、組織、そして国をも動かして結果を出してきた秘訣とは何か。
年上の部下や並いる反対派をいかにして説得・掌握し、大阪の大改革へと舵を切ったのか、その手腕を初めて明かす。●「敵」はあえて側に置く
●リーダーと現場の仕事の切り分けかた
●チーム作りの「失敗の本質」……など、自身の経験や例を挙げつつ、具体的に解説。
部下と上司を動かし、チームや組織を変える。
今の時代に一番必要なのは、アイデアじゃなく「実行力」だ。
橋下流「君主論」の全貌。<目次>
第1章 まずは、人を動かす―実行のための人間関係、人事の要諦
・部下との人間関係なんか気にするな
・反対派は、あえて積極的にそばに置くこと
・「よりによってあの人を腹心の部下に?」大阪市長時代の驚愕人事第2章 本当に実行すべき課題はどう見つけるか―橋下流・問題解決のノウハウと、マインドの持ち方
・「課題の発見」をするための本や新聞の読み方
・「判断の軸」を部下に示すことは問題解決の第一歩
・正解をたぐり寄せる「心証」という方法第3章 実行し、信頼される人の条件とは―部下は結局、上司の背中を見て動いている
・「最初の衝撃」で組織の意識は劇的に変わる
・リーダーの仕事は、部下を「やる気」にさせること
・人がついてくる最大の理由は「共感」第4章 実行のための「ビジョン作り」と「チーム作り」―結果を出す「仕組み」はこう作る
・ビジョンの作りかたは「逆張りの法則」
・僕が心底関心したトランプ政権のシンプルな方針
・チーム作りにおける「失敗の本質」第5章 上司を動かし、提案を通す―「トップの視界」を想像しながら仕事をする
・トップは「比較優位」で考えている
・上の人と話すときは「一つ上の枠組みの目線」を意識せよ
・評価を上げる提案と下げる提案の大きな違い第6章 情報を制する者は、組織を制す―強い組織は、情報共有の横串がしっかり入っている
・一部の人に政治力を握らせないための、メールの活用法
・メールで現場の情報を吸い上げ、活用する
・実行できる組織は、格子状が理想形第7章 日本と大阪を「実行できる組織」にするために―徹底的に考え抜かれた大阪都構想の実行プロセス
・大阪都構想は、単なる提言ではなく「実行プラン」だった
・実行するには時に「力」も必要になる
・大阪が変わり続けられるかどうかは、大阪の政治行政の「仕組み」次第