- 2017/11/02
「負けたい自分」と上手に付き合う、って大事ですね。諦めてしまえば、いろいろな意味で楽ちんですから。
不利なとき、苦しいときに、心が折れず地味に頑張れるというのは、人生で成功するための重要な能力じゃない……
本当はダメだけど、状況を鑑みて、不問にするというのが、普通の裁定じゃないかと思うんですけど。
これじゃあ、機転を利かせるのではなく、思考停止になって、ルールだけ守っておけばいい、って話になっちゃいます。あっ、それがお役所仕事か。
でも、消防士や警察官など、安全を守る仕事は、お役所仕事して欲しくないですけど。
2021年8月、救命活動中に市民に医療行為を指示したとして、愛知県豊橋市の消防本部の職員が懲戒処分を受けました。
豊橋市消防本部の男性主査(53)は去年8月、心肺停止の患者の救命活動中、現場に居合わせ応急手当にあたっていた市民に「静脈路確保」を指示しました。
この静脈路確保は本来、救急救命士の資格を持つ男性主査が行うべき医療行為ですが、応急手当をしていた市民が偶然看護師だったため「自分でやるより確実だと思った」として処置を依頼したということです。患者はその後、搬送中に意識を取り戻しましたが、男性主査は「処置は自分がやった」と上司に虚偽の報告をしていました。豊橋市は「救護は成功したが、公務員としては不適正な業務執行」として、男性主査を減給10分の1・6カ月の懲戒処分としました。