寺山日葵、引退なんですね。びっくり。怪我なら仕方ないですけど、ちょっと残念です。

寺山日葵、引退なんですね。びっくり。怪我なら仕方ないですけど、ちょっと残念です。
この記事は 3 分で読めます

次の女王は誰なんでしょうね?

 

RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAM TEPPEN)が3月15日、現役引退を発表した。

寺山は2016年5月に15歳で「J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~2nd」でC-CHANを相手にプロデビューを果たす。2017年には「J-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメント」に参戦し、決勝に進出するもシュートボクシング(SB)で活躍するMISAKIに敗れ、優勝はならず。

RISEには2018年7月に初参戦。2019年以降はRISEを主戦場とし、9月には佐藤レイナとの王座決定戦を制し初代RISE QUEENミニフライ級王座に就く。11月に始まった女子のみの大会「RISE GIRLS POWER」では主力として活躍。2020年に行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の決勝では紅絹を破り優勝を果たした。昨年5月にはかねてから打倒寺山を叫んでいたAKARIを相手にミニフライ級王座を初防衛。9月には初の後楽園ホール大会となった「RISE GIRLS POWER.5」ではRISE QUEENフライ級王者の小林愛三を2-0の判定で破り、名実ともにRISE女子の頂点に立った。

その後、かねてから違和感を感じていた股関節の治療に入り、今年1月3日に入院、4日に右股関節唇損傷の手術を受けていた。7日に退院し、リハビリを行っていた。

寺山は会見で「キックボクシングの現役を引退することを決断いたしました。今回、手術は成功したんですが、復帰には1年近くかかるということ、左足も同じ症状が出る可能性があり、またそこで手術をすれば合わせて2年くらい選手としてできなくなるということが一つ。そして、9月の小林愛三選手との試合で、愛三選手に勝った後のインタビューで、今後の目標を聞かれたときに、普段ならすらすら言葉が出るのに関わらず、その時は少し言葉が出なかったということがあり、この気持ちのまま続けるのは違うなと。ケガがあって思うように練習ができないもどかしさだったり、その状態で自分がベルトを持ってRISEを引っ張っていくというのは違うなと思いますし、まだまだ女子格闘技の選手がいるなかで、私がそこでもやもや、ぐらぐらしながらベルトを持っているより引退して、その座を譲ったほうが女子格闘技が盛り上がると思いますし、それが私が今できることなんだろうなと思って、決断をいたしました。突然の決断なので、伊藤代表、ジムの那須川代表、応援してくださるファンの皆さま、たくさんの皆さんに迷惑をかけてしまい、そしてこういった大きな会場で発表させていただき、申し訳なさとありがたいなという感謝の気持ちがあります。ありがとうございます。今後も格闘技は大好きですし、女子格闘技が、格闘技自体がどんどん盛り上がってほしいという思いが変わらずありますので、今後も格闘技に別の形で携わっていけたらなと思っていますので、これからもよろしくお願いします」と引退の挨拶を行った。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/97444ece241a7c96c8e1723ee41a1f2371cf6f42