あの小さい体で、つっぱりというのが、斬新でした。
突っ張り一本やりのきっぷのいい相撲と、甘いマスクで一世を風靡(ふうび)した元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日午後8時27分、入院先の都内の病院で死去した。不整脈で前日16日に容体が急変。60歳だった。
父が名関脇、3兄弟も関取で逆鉾との兄弟同時関脇も達成。通算出場など、数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど、116キロの細身の体ながら“鉄人”の異名も誇った。不整脈など心臓に持病を抱えおり、先月の九州場所も全休。約3カ月前から入院しながらも、親方業復帰を目指していたが、帰らぬ人となった。
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202312170001836.html