悔しかったら歳をとれ、本にしては伝わらないような気がしました。

悔しかったら歳をとれ、本にしては伝わらないような気がしました。

P5自叙伝というものは、本人の口から脱線しながら語られてこそだと思いました。

著名な方との交流が出て来て、著者の凄さは伝わってくるのですが、何となく、ふーん、という感じで終わってしまう本でした。

とても印象に残ったのは、明治生まれの父親が、学校でいじめられている子がかわいそうと言ったら、この場でぐちぐち言うなと叱った場面と、味方を作るためには、敵を作ることになってしまうが気にしないという趣旨の内容です。

http://www.amazon.co.jp/dp/4344992067

なぜ名だたる経営者がこれほどまでに慕うのか?孫正義氏も「師匠」と呼ぶ、この大学教授の最も嫌いな言葉は「和を以て貴しとなす」。情熱的教師として学生を励まし、大学改革を果敢に実践し、ピーター・ドラッカーを日本に紹介したのも彼。一方、コンサル活動を通じてソニーや伊勢丹の成長に貢献し、若手経営者を支援する団体も生み育ててきた。その精力的で破格な人生をくまなく明かす。