「加害者の家族というのは幸せになっちゃいけないんです」秋葉原事件の加藤被告の弟が自殺、というのに絶句。

「加害者の家族というのは幸せになっちゃいけないんです」秋葉原事件の加藤被告の弟が自殺、というのに絶句。

いやあ、これは悲しいニュースですね。

事件で一番悪いのは加害者、そして、一番可哀想なのは被害者とその遺族。

被害者の遺族は、周囲からの同情もあり、つらいけど立ち直るきっかけはあるのかもしれませんが、加害者の家族は継続的に被害者の関係者、マスコミ、世間から叩かれ、ずっと責められて生きていかなければならず、かえって先が見えないのかもしれません。

http://buzznews.asia/?p=16031

『週刊現代』の中で記者に明かした加藤被告の実の弟の悲痛な叫びが胸に刺さる。

このインタビューの1週間後、彼は自ら命を断った。

「あれから6年近くの月日が経ち、自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることを諦めようと決めました。死ぬ理由に勝る、生きる理由がないんです。どう考えても浮かばない。何かありますか。あるなら教えてください」

「秋葉原連続通り魔事件」が起きたのは2008年。事件後、母は精神的におかしくなり離婚してしまった。父も職場にいられなくなり、実家でひっそりと暮らしている。弟は事件によって職を失い、家を転々とするものの、マスコミが執拗に追いかけて来る。