愛という名の疑惑、二転三転する展開に思わず引き込まれました。スピード感があっていいですね。

愛という名の疑惑、二転三転する展開に思わず引き込まれました。スピード感があっていいですね。

あまり期待していなかったのですし、前半はごくごく普通の展開で、いまいちかなと思っていたら、途中から急展開して面白かったです。

ちょっと無理があるところもあるものの、次どうなるのかが気になって仕方がなくなりました。いいストーリーだと思いますね。

ラストシーンも良かったです。

精神分析医のアイザック(リチャード・ギア)は、患者であるダイアナ(ユマ・サーマン)の深層心理を探る一環として彼女の姉ヘザー(キム・ベイシンガー)と面会するが、いつしかふたりは愛し合うように。しかしヘザーには夫がおり、やがて彼が殺されヘザーが犯人として逮捕されるに至り、アイザックは彼女に精神障害がある事実を知り、無罪を証明しようとするが…。
リチャード・ギアが初プロデュースしたサスペンス映画で、監督はフィル・ジョアノー。演出にはヒッチコック・タッチをそこはかとなく意識している節もある。ヒロインの精神障害は病的な酩酊症であり、少量の酒で過敏に反応し暴力的になるというもの。そのときのベイシンガーの表情が危険なエロティシズムを漂わせているのが印象的。(的田也寸志)

どうでもいいことですが、ヘザーよりもダイアナのほうが、魅力的だと思います。

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