ハードルの為末大氏の話がとても共感できます。勝てない人には仲間ができない、というのは厳しいけど、事実だと思います。

だから、会社では、特にビジネスパートナーに対しては、自分たちが如何に勝っているかをアピールしているんですよね。かなり無理しながら。

「勝てない人には仲間はできないから」 為末大氏がハードル競技を選んだワケ | ログミー[o_O].

「突き落としてくれ」っていう内容があったので……1つ目は「結局勝たない人は仲間が作れない」。悲しいかな、僕もメダルを取らないとここにいられなかったんですね。だから皆さん、これから勝つ必要があります。

何で勝つかっていうのは結構大事で、僕はハードルじゃなかったらたぶん勝ててなくて。100メートルやってたら日本ランキング5番目くらいで終わって、たぶんここには来れていないと思うんです。だから皆さん、まず勝ち方、それからどこの土俵で勝つかっていうのを考えてほしいなと思います。価値がない人には残念ながら、人間は打算的なものなので仲間が寄ってこないんですね。

もうひとつは、僕はメダルが目標だったんですが、目標を決めると達成しちゃうことがあるんです。そうすると、その後の人生が残っちゃう。これは結構悲しい話で。何か大きなことをやろうと思ったら私たちの人生は戦い続けなきゃいけなくて、そのときに山頂に登るために頑張るんじゃなくて、山登り自体を愛するしくみをどうやって作るか。これが生涯勝ち続けるコツだと思います。

3つ目、僕が感じてたことは「人生に意味なんてない」ということなんです。だから自分で決めなきゃ、人生なんて結局フワッとして終わるわけです。仮決めでもいいから、自分で一応「こっちだ」という方向を定める、どの山にするか定めるということが大事だなと思いました。