「大好きだよ」瓦礫に母残し4年、正しい選択でしたが、辛かったでしょうね。

「大好きだよ」瓦礫に母残し4年、正しい選択でしたが、辛かったでしょうね。

遅ればせながら、震災について、考えました。

「大好きだよ」瓦礫に母残し4年 19歳が誓った言葉:朝日新聞デジタル.

しばらく流された後、私は運良く瓦礫(がれき)の山の上に流れ着きました。その時、足下から私の名前を呼ぶ声が聞こえ、かき分けて見てみると釘や木が刺さり足は折れ変わり果てた母の姿がありました。右足が挟まって抜けず、瓦礫をよけようと頑張りましたが私一人にはどうにもならないほどの重さ、大きさでした。母のことを助けたいけれど、ここに居たら私も流されて死んでしまう。「行かないで」という母に私は「ありがとう、大好きだよ」と伝え、近くにあった小学校へと泳いで渡り、一夜を明かしました。