ナイン、9番目の奇妙な人形、子供用と勝手に思っていたけど、意外にいい映画でした。

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機械と人間の戦いというありがちなテーマで、特に工夫もあるようにはないんですけど、この映画は何となく共感できましたね。なぜなんでしょう。

人間の心を過大に評価するところとか、弱いものが強いものに立ち向かうところとかなのかもしれません。

目覚めると、世界は終わっていた——-
廃墟した世界、古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ました。麻布を縫い合わせて作られた身体、腹部には大きなジッパー、背中には“9″の数字が。自分が誰なのか、ここはどこなのか、彼にはわからない。
茫然とする彼の前に現れたのは背中に“2″と描かれたボロ人形だった。2は9に「自分たちは仲間だ」と語りかける。だが突如現れた巨大な機械獣に襲われ、2は連れ去られてしまう。気を失っていた9を助けたのは他のナンバーをつけた人形たちだった。
9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止される。気持ちを抑えきれない9は5を誘って機械獣たちの棲み家へと向かう――。
人類はなぜ滅びたのか?9体の人形は何のために作られたのか?戦いの中で次第に明らかになってゆく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける――。