竹爐山房、確かに上品で、中華にしては優しい味付けだとは思いますが、値段を考えるとお勧めはできないです。

竹爐山房、確かに上品で、中華にしては優しい味付けだとは思いますが、値段を考えるとお勧めはできないです。

街の中華料理屋さんというと、油をたっぷり使って、美味しいけど胃にもたれるようなものを出すことが多いのですが、ここは、そういう店とは一線を画しています。

店構えから内装から、高級感のあるお店です。セレブな人たちが、ゆったりとランチを食べるのには適してますが、サラリーマンが昼、がっつり食べて、午後も頑張ろう、というのには向いてないと思います。

ランチメニューは税抜きで1000円~2000円の幅で用意されていて、牡蠣の入ったタンメンを頼もうと思ったのですが、さすがに、タンメンで1700円というのは、無理だったので、上海蟹と書いてあったランチセットにしました。

出てきてみると、上海蟹は肉団子の中に埋もれてしまっていて、もはや隠し味状態でした。でも、味付けは薄いながらもしっかりとした味があり、美味しかったです。逆にいまいちだったのは、スープと前菜。スープは何を主張したかったのか正直わかりませんでしたし、前菜はどれも美味しいと思えるものはなかったです。デザートの杏仁豆腐については、甘すぎず爽やかな味わいで、高級感がありました。

トータルで考えて、この値段を出すなら、もう少し、ハイレベルのものを期待しちゃうので、コストパフォーマンスは悪いと言わざるをえませんね。再訪はないと思います。

竹爐山房

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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