ボーダーライン、とっても後味の悪い映画。復讐が復讐を生んで、周囲の人間が死んでいく不条理しか残りませんでした。

ボーダーライン、とっても後味の悪い映画。復讐が復讐を生んで、周囲の人間が死んでいく不条理しか残りませんでした。

決して、気分爽快ではないです。どんより、終わる感じ。

これを深いと感じるか、不快と感じるかは、もう見る人の感性ですね。

私は、深いとは思うものの、映画として、わざわざ見たいとは思いませんでした。

巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。
特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集され、謎のコロンビア人(ベニチオ・デル・トロ)と共に国境付近を拠点とする麻薬組織・ソノラカルテルを撲滅させる極秘任務に就く。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務、人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、善悪の境界が分からなくなってゆく。麻薬カルテルを捕えるためにどこまで踏み込めばいいのか?
法無き世界で悪を征する合法的な手段はあるのだろうか?得体の知れない悪を前に、知れば知るほど深くなる闇の行く末とは―。