- 2016/06/04
紙の月、ただダラダラと横領して、豪遊して、破たんするという映画にしか思えませんでした。
何だかよくわからない映画でした。 最後の宮沢りえと小林聡美との会話がクライマックスだったのかな……
途中、テンポが悪くて、少し飽きてしまいましたが、最後は、いったいどうなるんだよ、と引き込まれました。
そして、安易なハッピーエンドではなく、ほろ苦い感じで終わったのは、リアルで良かったです。
私が監督だったら、冒頭から約90分を約60分に圧縮してスピード感を出すと思います。
夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。
映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。