犬猿、みんな性格が悪くて、いやな気持になるけれども、それでも、引き込まれていく映画でした。

犬猿、みんな性格が悪くて、いやな気持になるけれども、それでも、引き込まれていく映画でした。
この記事は 2 分で読めます

ほんと、みんな、性格悪い。

でも、多少のデフォルメはあるけど、多かれ少なから、本質的にはこんな感じなのかもしれません。だから、見ていてイライラするんじゃないでしょうかね。

すごくテンポがいいとか、すごく面白いとかいうことはなかったけど、最後まで引き込まれました。

 

弟の金山和成(窪田)は真面目でイケメンの印刷会社の営業マン。ある日、彼のアパートに、強盗罪で服役していた兄の卓司(新井)が刑期を終えて転がり込んでくる。卓司は和成とは対照的に凶暴な性格でトラブルメーカー。キャバクラで暴れたり、弟の留守中に部屋にデリヘルを呼んだりとやりたい放題。和成はそんな卓司に頭を抱えるが、気性の激しい兄には文句のひとつも言えない。一方、親から引き継いで小さな印刷所を切り盛りする姉の幾野由利亜(江上)は、勤勉で頭が良く仕事はできるものの、太っていて見た目がよくない。得意先の和成にほのかに想いを寄せる彼女の天敵は、頭は悪いけどルックスとスタイルの良さから芸能活動もしている妹の真子(筧)だった。
複雑な感情を抱くこの二組の兄弟・姉妹の出会いを境に、それぞれの関係はさらに大きく歪みはじめる……。