- 2020/03/14
まほうのレシピ、少しマンネリ化してきたと思っていた矢先に、まさかの展開。ケリーに釘付け。
人狼ゲームと違って、平和な感じで観れるので、家族内で流行っている魔法のレシピですが、いつも同じストー……
定番と言えば定番のタイムスリップもの。しかも、若き日の両親に会うというのも、よくある話です。
でも、現在の自分を変えるために、過去を変えようとする話ではなく、運命に身を任せて進んでいきます。それが、リアルで、いい感じです。
そして、自分自身の生まれたときのことや、父親がラブホテルで働いている理由など、いろいろわかり、感動的です。望まれて生まれて来た子供は幸せだなぁ、と改めて思えましたし。
感動を押しつけているようなしつこさもなく、サッパリとした良い映画だと思います。
ただ、最後に、お父さんのシーンには納得感がないです。普通に、死んでしまいました、で良かったのに、余計なことを、というのが私の感想です。
劇団ひとりが自らの書き下ろし小説で監督デビュー。売れないマジシャン・轟 晴夫は生きる難しさを痛感していた。追い打ちをかけるように届く父の訃報。惨めさに涙が溢れた時、青空から放たれた雷を受けて40年前にタイムスリップしてしまう。そこで、若き日の父と母に出会った彼は、父とコンビを組み、人気マジシャンになっていく。全てが順調に思えた中、やがて自らの出生の秘密を知ることになる。笑いと、たぶん一粒の涙の物語。