人生、一回、道を踏み外すと、なかなか、回復できないですね。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/06/14/kiji/20210614s00042000209000c.html
大阪府の関西空港連絡橋から母親(37)と女児(4)が飛び降り、和歌山市の自宅からは長女(16)の遺体が見つかった痛ましい出来事。実はこの母子が、今から23年前に和歌山市で起きた毒物カレー事件で死刑判決が確定した林真須美死刑囚(59)の長女と孫である可能性が出てきている。
真須美死刑囚の夫・健治氏(76)は、和歌山市内の自宅で本紙の取材に「残念ながらうちの孫ですね。これだけはどうしようもない」と証言。長女の名前が「鶴崎心桜(こころ)」であることとその年齢から、自分の長女と孫に起きた悲劇の可能性があると認識している。
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長女の母親を名乗る女性から119番通報が入ったのは9日午後2時20分ごろ。救急隊員が心肺停止状態だった長女を病院に搬送したが死亡が確認された。
午後4時ごろ、関西空港連絡橋から「人が落ちたようだ」と通り掛かった人が大阪府警に通報。捜査関係者によると、母親は女児を抱きかかえて橋から飛び降りた可能性が高い。
午後11時10分ごろには、和歌山市湊の路上で父親とみられる男性が座り込んでいるのが見つかった。搬送時「精神的につらいことがあり、カフェインを服用して首をつろうとしたが失敗した」と話していたという。
長女の死因は全身打撲による外傷性ショック。県警は全身にあったあざの状況から虐待を受けていた可能性があるとみて調べている。