- 2017/11/28
重松清は素晴らしい小説を書くと思うけれど、エッセイはそれほどでもない気がしました。
明日があるさという文庫本を読んでそう思いました。 雑誌にちょっとだけ連載したものを集めただけのものだ……
もっとも、私自身も雑談力はないですが、別にそんなのなくていいじゃん。
面倒だったら、ひたすら沈黙していればいいだけだもん。そこまで雑談で盛り上げなければ成り立たない人間関係って、一生のうち、そんなにいるとは思えないですし。
そして、本の内容自体は薄っぺらいと思いました。雑談をはじめとする人間関係って、個人のキャラや、相手のキャラや考え方、これまでの関係性など、ハイコンテクストなものであるから、一般論で語っても、ハズレはないかもしれないけど、本当の意味で役には立たないと思います。
「どうして?」より「どうやって?」と聞く。「あいうえお」でリアクションする。天気の話や時事ネタはNG。超カンタンな話し方のコツ満載!