- 2016/06/02
北野武って、ツービートの頃からあまり好きじゃないのですが、新しい道徳は共感できる内容が多いですね。
冒頭で、この本の内容をそのまま受け入れるぐらいなら読まないほうがいいというスタンスもいいし、私の大好……
人種でも民族でも、なんでもいいんだけど、キレイごとが好きな人たちが、人類みな平等だと躍起となって主張しているけど、そんなことないと思います。
もともとの人類が平等であっても、その人種や民族の生活している環境が違うわけなので、その環境に適した遺伝子が生き残るはずです。
だとすると、頭の良い人が生き残るのに適した環境で生活した集団は頭が良い傾向になり、体力がある人が生き残るのに適した環境で生活した集団は体力がある傾向になるでしょう。1世代だとわからないけど、何十世代続けば、統計的に有意な差が出るのは当然のことだと思うわけです。
それを平等だと言うほうが乱暴。
自然淘汰という意味において、ある程度、弱者が生き残りづらい環境のほうが、遺伝子的な能力は上がる理屈です。もちろん、だからと言って、弱者に冷たい社会を目指そうよ、と主張しているわけではありません。