- 2020/07/12
なぜ、あの人の周りに人が集まるのか、読みやすい本だけど、現実味とありがたみは感じないです。
言っていることは、まっとうだと思うし、それを、読みやすい小説形式にしたのもわかるけど、この内容だとA……
そんなバカなと思う、ありえない展開が続くものの、ストーリーがいいからか、引き込まれますね。
山の王が長澤まさみなのは、ちょっと意外でした。戦国時代にそぐわない美しさにびっくり。美脚を強調した衣装も魅力的で長澤まさみファンが増えたのではないかと思います。
紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児の少年の信と漂は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛練を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる…。王宮では王の弟・成蟜によるクーデターが勃発。戦いの最中、漂は致命傷を負うが、何とか信のいる納屋にたどり着く。「お前に頼みたいことがある」血まみれの手に握られていたのは、ある丘に建つ小屋を示す地図だった。「今すぐそこに行け!…お前が羽ばたけば、俺もそこにいる…。信!俺を天下に連れて行ってくれ…」力尽きる漂。漂が手にしていた剣とその地図を握りしめ、信は走り出した。たどり着いた先で、信の目に飛び込んできたのは、冷静にたたずむ漂の姿だった!?死んだはずの漂がなぜ-