- 2014/12/30
ブラックスワンの経営学、私が望んでいた内容とかなり違いました。内容としては悪くはないと思いますが。
期待していたのは、ケーススタディの中身であって、それを導くための手法じゃなかったんですよね。手法を知……
なんだかんだ言って、人を惹きつける要素があるんだと思います。さすがは史記と言ったところでしょうか。
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政に力を貸し、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平と尾到と再会。尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣と名乗る人物と最弱の伍を組むことになってしまう。信たちが決戦の地・蛇甘平原に着くと、戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下す。