KOのパンチの衝撃よりも、1Rのダウンのほうに驚きました。ネリの左フック見えませんでした。倒れた後、ちょっと呆然とした目だったので、やばいと思ったけど、冷静に攻撃をかわせて良かったです。
2Rという早いタイミングで、ダウンを取り返せて、落ち着けました。
あとは、もう、実力差でじわじわ圧倒していって、フィニッシュという流れで危なげなかったです。
でも、スーパーバンタムじゃなくてヘビー級だったら、1Rで倒されていたかもしれません。こわい、こわい。
「モンスター」が「パンテラ(黒ヒョウ)」を狩った!34年ぶりの東京ドームボクシング興行で、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回TKOで下し、4本のベルトを守った。東京ドームで日本人初のメインイベンターとして、日本人にとっての最大のヒールである“悪童”を倒し、元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏の敵討ちに成功。初の世界王座奪取から節目の10年、4万人超の観客の前でボクシング史に名を残す歴史的1勝を挙げた。
初回、左を出した尚弥に対し、ネリの左フックがヒット。井上は初ダウンを喫した。しかし2回は左フックを逆に当てて、ネリからダウンを奪った。お互いに強打が当たる距離での応酬に東京ドームでは、どよめきの歓声が交錯した。
4回は互いにノーガードで向き合い、挑発する場面もあったが、徐々に、尚弥のパンチがヒットしていった。5回には、再び尚弥が左フックでダウンを奪うと流れをつかんだ。6回には右のパンチがクリーンヒットし、ネリがマットに沈んだ。
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