- 2015/12/04
日露戦争の風刺画が面白い。でも、そそのかされてやらされている当事者も、よく事情はわかっていると思う今日この頃。
いやあ、イギリスも、アメリカも悪そう。日本がへっぴり腰で頑張っていますね。まるで、今の自分の置かれて……
最後にちょっとした、どんでん返しはあるものの、全体の流れとしては、オチが見える感じでした。
トリックも、かなり無理があって、そんな都合のいいことないよなぁ、と思っちゃいました。
なんとなく、これまでのシリーズの面白さに、おんぶにだっこという気がしました。
天才物理学者・湯川学の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫が相談に訪れる。行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一。蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来た。町全体を覆う憎悪の空気…。そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる。蓮沼が殺された。女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人…全員に動機があると同時に、全員にアリバイがあった。そして、全員が沈黙する。湯川、内海、草薙にまたもふりかかる、超難問…!果たして、湯川は【沈黙】に隠された【真実】を解き明かせるのか…!?