
1試合で3本塁打というのだけでもすごいのに、10奪三振ってどういうこと?
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が、投打の「二刀流」の本領を存分に発揮した。17日に行われたナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦で「1番・投手兼指名打者」で先発し、打者で1試合3本塁打をマーク。投手としても七回途中で降板するまで無失点、10奪三振と力投し、チームを2年連続でワールドシリーズ進出に導いた。大事な一戦で存在感を示した背番号17に、米メディアからも称賛の声が相次いだ。
それはまさしく「大谷劇場」ともいうべき、圧巻のワンマンショーだった。
一回に先頭打者本塁打を放つと、四、七回にもソロ本塁打。米大リーグ機構(MLB)の公式サイトによると、レギュラーシーズンとポストシーズンの両方で先頭打者本塁打を打った史上初の投手となった。投げても160キロ前後の切れのある直球を軸に、ブルワーズ打線から10三振を奪った。
https://www.sankei.com/article/20251018-5U7BCR6EABCKRCJ2S734VMDBVQ/