いやあ、ひどい。すっきりKOしたのを見たことがない。ビッグマウスのくせに、破壊力もないし、圧倒的な強さもない。買収だと揶揄される理由も納得感がありすぎ。計量の失敗は、わざとなんじゃないかな。
http://efight.jp/result-20131203_25215
▼IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦 3分12R
○リボリオ・ソリス(ベネズエラ/前WBA世界スーパーフライ級王者)
判定2-1 ※114-112、113-115、114-112
●亀田大毅(亀田ジム/IBF世界スーパーフライ級王者)WBA王者ソリスが前日計量で契約体重をクリア出来ず、失格となったため王座を剥奪されるというハプニングに見舞われた今回の統一戦。大毅が勝利した場合のみIBFとWBAの統一王者となり、敗れた場合は両王座が空位、ドローの場合は大毅のIBF王座防衛となる措置が取られた。
序盤はお互いにジャブを出し合う展開となり、3Rには密着した距離で打ち合う。ここはソリスのアッパーとフックが決まる。
4Rは大毅がジャブで距離を取り、ソリスが入ってくるとクリンチに持ち込む。5Rも大毅はジャブを使ったアウトボクシング。
7Rは再び両者密着してのパンチの打ち合い。大毅の左フック、左ボディがヒットするが、ソリスも右アッパーと左右フックを打つ。
8Rの1分過ぎ、大毅に左ボディを連打されたソリスはフットワークを使って距離を取り始める。しかし、9Rになるとソリスが接近戦でフックとアッパー。
勝負は最終12Rにまでもつれ込んだ。ソリスが接近してくるところに大毅の左フック、さらに左ボディ。ソリスはジャブで距離を取って、大毅と左フックを打ち合う。そして試合終了。
接戦の判定はジャッジ1人目がソリス、2人目が大毅、そして3人目はソリス。判定2-1で計量オーバーのため失格したソリスの勝利という結末となった。大毅のWBA・IBF統一王者の夢は叶わなかった。しかし、IBF立会人のリンゼイ・タッカー氏は前日に負けた場合はIBFの王座は空位と言い、この結果であれば大毅が防衛失敗となるはずであったが、試合後にリンゼイ・タッカー氏が会見で「本来のルールに基づき、負けても王座のまま」と発言。昨日の発言はミスであるとし、亀田の初防衛となった。