- 2015/04/05
国語の問題文の続きが読みたいと言った本シリーズ第X弾。「小さな町の風景」と「きみが見つける物語」です。
親の私が感心するぐらい本が好き。いいことです。私の少年時代よりも読んでいるような気がします。入試のこ……
小説のストーリーは、お姉さんのエリザベスが妹のルビーとの確執のうえ、優しい心を取り戻して、仲直りするという、オーソドックスなものです。
が、そのあとがきが良かったです。
この本は母と弟がだきあっているとき、私は一人でててもさみしかったので作りました。弟や妹(もしくは姉や兄)がいる人は、エリザベスの気持ちが分かると思います。何回も読むと、イメージがちがうので、たくさん読んでみてください。
寂しがりやで、弟のことが好きなのに、嫉妬して、喧嘩してしまう気持ちを小説にしたところが、いいですね。気持ちを客観的に表現できるようになってきたというのは成長の証で、嬉しい限りです。