でも、恐怖というセンサーが人類をここまで発展させたと思うんですよね。恐怖には、知恵がつまっている気がします。
http://www.huffingtonpost.jp/muneharu-uchino/google_b_5189760.html
ストリートカルチャーとネットカルチャーの違いは「最低限の秩序の有無」だと思っています。ストリートでは、各コミュニティに“縄張り”があり、お互いが一線を超えてはいけない、リスペクトし合わなければいけないという暗黙の了解の下で全体が成り立っています。この適度な緊張感の中で遊ぶことで、様々なカルチャーが生まれるわけです。
一方で、ネットは無法地帯なので誰もが好き放題言い合います。このカオス感こそがネットカルチャーの面白さでもありますが、これをストリートに持ち込むと危険です。ネットではいくら冒険しても安全ですがリアル世界での冒険は命懸けであり、正しい情報と感覚に基づくリスクヘッジが必要です。ネットとリアルの境界が曖昧になってきているといえども、そこにはまだまだ“越えられない壁”があります。
世界を旅するのは素晴らしいことだと思いますが、自らの命を危険に晒すような冒険は、勇敢ではなくただの“無知”です。ルールを知り、自分を客観的に見て、ちゃんと適度にビビりましょう!