- 2018/01/21
シング、ベタなストーリーではありますが、感動する話でもあります。特にゴリラの親子には感動しました。
最初は何というベタで、エンディングまで予想がつく話だな、と思いましたが、見ていくうちに引き込まれまし……
超面白い。クセになってます。
ウォーカーという所謂ゾンビのリアルな気持ち悪さではなく、登場人物が極限の環境で、どのような意思決定をするのかをドキドキします。
自分だったら、リックのような決断できるかなとか、カールとの関係って将来どうなるのかなとか想像しながら見ています。
そんな好きなウォーキングデッドなのに、シーズン3までの記憶が少し薄れているので復習です。
シーズン1(2010年)
保安官のリック・グライムズは逃走犯を追跡している際に銃弾に倒れ、病院で昏睡状態に陥る。やがてリックが目を覚ますと、世界は文明が崩壊して「ウォーカー」(生ける屍)が歩き回るようになっていた。自宅にたどり着いたがもぬけの殻になっていて、そこで黒人の父子モーガンとデュウェインと出会う。彼らからウォーカーの事や自分が眠っている間に起きた事を教えてもらうと、警察署から装備を持ち出してCDCが検疫されて安全圏になったとの噂から、自分の家族も避難していると思われるアトランタを目指して出発する。しかし、リックはすぐに都市がウォーカーで溢れてもう安全ではなくなったことを知る。
都市の数マイル外では、リックの妻のローリと息子のカールが、リックの元同僚で親友でもあるシェーン・ウォルシュや全国から逃げてきた他の生存者たちとグループを作り、共にキャンプで生活を送っていた。アトランタでウォーカーたちに囲まれていたリックは、物資調達と生存者の捜索に来ていたキャンプのメンバーによって助け出された後、彼らと協力することになる。メルルが暴走した為、手錠をかけて屋上に縛り付ける。ウォーカーが人間の新鮮な血肉の匂いに誘われて襲い掛かる事に気づき、ウォーカーの腐肉と内臓を体にこすりつけて群れの中を突っ切り、なんとか脱出に成功する。しかしメルルにかけた手錠の鍵を落としてしまい、彼を一人屋上に取り残してしまう。
キャンプ地でローリとカール、シェーンと再会したリックは、シェーンと共に一行のリーダー的位置に就き、妻と息子だけではなく一行全体を生存させるように務める立場になる。やがて一行の一部が武器と残してきたメルルを回収するために再びアトランタへ向かう。しかし、メルルがいた屋上には彼の右手首だけしか残っていなかった。一旦メルルの捜索を打ち切って武器を回収に向かうが、他の生存者グループと衝突し、グレンが連れ去られてしまう。置き去りにされた生存者グループの少年を引き連れてアジトに訪れると、彼らが町の老人達を保護している事を知り、リックは武器の半分を分け与えてキャンプへと戻る。しかし彼らがアトランタから戻る直前にウォーカーがキャンプを襲撃し、多数の死者が出てしまう。キャンプがもはや安全ではないと考えた一行は、治療薬の開発が進められているという噂を信じてCDCに向かう。そこへ辿り着いた一行は、CDC研究員唯一の生き残りであるジェンナーに出会う。彼にウォーカーについて分かっている情報を教えてもらい、共に地下室でしばしの安息を得るが、燃料切れによる自爆装置が作動してしまう。ジェンナーは死ぬ事で地獄から解放されたいと願い、施設から脱出するリックに最期の情報を密かに教えてCDCと共に消滅する。脱出した一行は、新たに安全な場所を求めて移動することになる。シーズン2(2011年)
CDCから脱出した一行は、安全と噂されるフォートベニング基地へ向かっていたが、ハイウェイで車が故障したために足止めを余儀なくされる。そこへ突如襲来したウォーカーの大群を、一行は車の下に隠れてやり過ごそうとするが、キャロルの娘のソフィアだけが見つかってしまい、道路脇の林の中へ逃げ込む。追いかけたリックは自分が囮となってソフィアを一旦逃がすものの、結局彼女は行方不明になってしまう。止むを得ず一行はソフィアを見つけるためにその場に留まり、捜索を続ける。
数日後、リックやシェーンと共に捜索していたカールは、狩りをしに来ていた近くの農場業者のオーティスに誤って撃たれてしまう。リックとオーティスは農場へ瀕死のカールを運び込み、そこのオーナーである獣医師のハーシェルに治療を施してもらうことになる。残りのメンバーも、農場の娘のマギーによる案内で農場へやってくる。カールの容態は悪く手術を要するものであったため、必要な薬と医療器具をシェーンとオーティスが近くの街の高校へ調達しに向かうが、無事薬と医療器具を手に入れるもウォーカーの襲撃に遭ったシェーンは窓から飛び降りた際に足を痛め、逃げ切る為にオーティスの足を撃って犠牲にして帰還する。手術が成功してカールの傷が癒えた後も、一行はソフィアを探すために農場に留まることになる。 そんな中、ローリがグレンに妊娠検査薬を取ってきてくれるよう頼む。検査結果で妊娠が発覚するが、グレンには秘密にしてもらって中絶薬を飲むがすぐに吐き出す。その後、グレンがデールに相談したため妊娠の事が周囲にばれてしまう。
一行がソフィアを捜索し続けるも行方を掴めずにいたある日、農場の一角の納屋に多数のウォーカーが幽閉されていることが明らかになる。排除しようとする一行に対し、ハーシェルは「あの中にはウォーカーと化した自分の妻や知人がおり、ウォーカーもいつかは治療できる『病人』であるから殺させない」と主張し、一行に農場から出て行くように迫る。しかし、シェーンが独断で全員の見ている前にて納屋を開けウォーカーを解き放ち、リック達はやむをえず全て撃ち殺す。納屋の中からは、ウォーカーと化したソフィアが姿を現し、リックの手でとどめを刺される。
ハーシェルはリック達にすぐに出ていけと警告し、ソフィアと家族達の葬儀が終わると行方をくらます。その後、廃墟となった町の酒場でハーシェルは自分の考えが誤っていたことを認め、徐々にリック達と共生していくことを考えるようになるが、街へ出た際に他の生存者と遭遇し、脅された為に已む無く射殺、そして一人の少年を捕まえる。時を同じくしてリック達を探しに行ったローリは運転を誤り横転、ウォーカーに襲われるが間一髪で撃退してシェーンと共に農場へ帰還する。 戻ってきたリックが捕えた少年の処遇などを巡って意見が分かれ、メンバー間で軋轢が生じ始める。少年が農場の存在を知っていた事で処刑するしかないという話になりデールは処刑に反対するが、他のメンバーが処刑に賛成する事に失望して家から出ていったところをウォーカーに襲われる。その後シェーンはリックの存在を疎ましく思い、遂に殺害する計画を実行にうつすが、看破されていたリックの機転で逆に殺害される。 しかし死後ウォーカーとなり復活し、リックを背後から襲おうとしたところでカールにとどめを刺される。その夜、ウォーカーの大群が農場に襲来する。必死の応戦もむなしく数名の犠牲を出し、一行とハーシェルの家族は辛くも農場を捨てて逃げ出すこととなり、その際にアンドレアは一行からはぐれてしまう。追い詰められた彼女の前に、ウォーカーを引き連れた謎の女性剣士(ミショーン)が現れる。シェーンや少年が噛まれてないのにウォーカーになった事について、リックはジェンナーが最期に囁いた「すでに全ての人が感染している」という言葉を告白する。シーズン3(2012年)
シーズン2から数か月後、冬を超えた一行は刑務所を見つける。運動場のウォーカーを一掃して刑務所内を調べると、生き残りの囚人達と遭遇する。所内の闇の中でウォーカーに襲われ、ハーシェルは足を噛まれてしまい、感染が広がる前に一か八かで足を切断する。その後、居場所を確保する為に囚人達と協力して独房棟のウォーカーを始末するも、リーダー格のトーマスの裏切りにあい囚人達と決別。トーマスを殺すとアンドリューは逃げ出し、アクセルとオスカーを独房棟に閉じ込める。
刑務所を新たな拠点とし、しばらくは平穏が続くが、逃げた囚人のアンドリューがゲートの鍵を開け、予備電源でサイレンを起動させてウォーカーの大群を招き入れる。そのため、分断された一行のうちTドッグがウォーカーに噛まれ、キャロルを救おうと犠牲になる。 分断され孤立無援の中、ローリが産気づく。ハーシェルもおらず薬や道具もない為、産後の処理ができない状況の中、ローリは胎児の命を救うために帝王切開をマギーに頼み、胎児を無事取り上げる事には成功したが出血多量で昏睡状態となる。ウォーカーに噛まれなくても頭部が無事な死者は例外なくウォーカーと化すことが農場での生活中に判明していたため、カールはローリの頭へ銃弾を撃ち込み、母の人生を人間として終わらせる。リックとダリル、囚人のアクセルとオスカーは予備電源室でアンドリューと交戦し、オスカーはリックの落とした銃でアンドリューを射殺する。ローリの死を知ったリックは正気を失い、刑務所内に残っていたウォーカーをほぼ全て殺戮し、死んだメンバーからの電話を受ける妄想にとらわれるが、ローリからの想像上の電話を受けた後に正気を取り戻し、生まれたばかりのわが子ジュディスの世話を始める。さらに死んだと思われていたキャロルも発見される。
アンドレアと彼女の危機を助けたミショーンは墜落したヘリコプターを発見するが、そこでメルルを含む一行に発見され、連行されて平和な町ウッドベリーの親切なガバナーに出会う。ウッドベリーでは人々が以前と同じような日常を送っている。アンドレアは平和な生活とガバナーに魅かれて関係を持つが、ミショーンは疑いを捨てずにアンドレアと別れ、町を立ち去る。メルルはミショーンを追うも逃げられ、調達のために外出していたグレンとマギーを捕えて町に連行し、ガバナーにはミショーンを殺したと嘘をつく。ミショーンは負傷しながらも刑務所へ辿り着く。グレンとマギーは拷問を受け、刑務所に仲間たちがいることを告白する。リックらはウッドベリーに潜入し、グレンとマギーを救出する。ミショーンは単身ガバナーの部屋に忍び込み、その秘密を知り、ガバナーの片目を刺す。アンドレアは銃をミショーンに向けて立ち去らせるが、ガバナーの秘密を目撃して疑いを持ち始める。ガバナーはメルルの嘘を知り、捕らえたダリルとメルルが兄弟であり、メルルも裏切り者であると公表して見せしめに殺し合わせようとするが、二人は再度突入したリックたちに助け出される。しかし、メルルにより被害を受けたグレンとミショーンが共に行動する事を拒否し、仕方なくダリルはメルルと共にリック達の下から立ち去る。一方、タイリース率いる一行が刑務所に現れ、カールによってウォーカーから救われるが、牢に閉じ込められる。
刑務所に帰ったリックは正気を失いかけ、幻覚のローリを追い求めてさ迷い歩く。そんな最中にガバナーの報復を受けて窮地に陥るが、そこへメルルとダリルが戻り、急死に一生を得る。タイリース達はリックが精神的に不安定であることを目の当たりにし、刑務所から出て行く。その先で、以前の仲間がウッドベリーと対立していることを知り、和平の道を探して奔走するアンドレアと出会い、ウッドベリーへ向かう。アンドレアはリックとガバナーの会談を設定するが、ガバナーはミショーンの引き渡しを要求する。アンドレアはガバナーがリック達も殺すつもりだと知り、ウッドベリーから去るが、刑務所に向かう途中でガヴァナーに捕らえられ、監禁される。リックは、一部の仲間と穏便にミショーンを連れ出して引き渡そうと考えるが、ミショーンへの恩と良心から断念して仲間にそのことも打ち明け、今後は絶対的なリーダーとしての立場に立たないことを宣言する。メルルはリックの心情を見越して独断でミショーンを連れ出すが、ミショーンに諭され、その足でガバナーを仕留めようと取引現場へ向かう。攻撃を受けたガバナーは銃を使える住人を引き連れて刑務所に向かうが、反撃に遭って総崩れとなったうえ、撤退する途中で住人たちからの非難に逆上して彼らを殺害し、側近と共に車で去る。ウッドベリーに反撃しようと向かったリックたちは生き残った住人の1人を救助したうえ、ウッドベリーの残った住民にガバナーの所業を暴露し、多くの住民達を仲間として刑務所へ連れ帰る。