- 2017/11/28
重松清は素晴らしい小説を書くと思うけれど、エッセイはそれほどでもない気がしました。
明日があるさという文庫本を読んでそう思いました。 雑誌にちょっとだけ連載したものを集めただけのものだ……
とってもいい話。実際はもっと汚いんだろうけど、のし上がっていくためにやったことと、とはいえ、命は惜しいという人間的なところが、共感できました。
ヘンリー・ヒル(レイ・リオッタ)。1943年ブルックリン生まれ。大物ギャングポーリー(ポール・ソルビノ)のアジトで育った彼は、物心ついた頃からマフィアに憧れていた。やがて念願の”グッドフェローズ”の仲間となり、強奪専門のジミー(ロバート・デ・ニーロ)や野心旺盛なチンピラのトミー(ジョー・ペシ)らと犯罪を重ねていく。が、麻薬に手を出したことから、育ての親ポーリーに見放され、さらにジミーたちが起こした600万ドル強奪事件を追うCIAの捜査の手がヘンリーに迫る!