昆鰹和ジアンという店があるのは知っていたのですが、勝手に二郎系だと思っていて避けていたのですが、出汁にこだわるということで勇気を出して行くことにしました。
まず、立地が最悪。夜はキャバクラなどの呼び込みをかいくぐって行かないといけません。次に、店内があまり清潔ではないのにがっかり。背脂ぎっとりのラーメン屋さんは多少汚くてもイメージ通りなんですが、薄味のラーメンなら、小ぎれいにしておいて欲しいなぁ、と思います。
ちょっとネガティブモードの中で、店主におすすめは何かと聞くと、「うちは全部おすすめだから、特におすすめはない」とお約束のぶっくらぼうな回答。メニュー見ても、どういうものかわからなかったので、せめて人気商品の説明とかぐらいはして欲しかったです。
まあ、何でもいいやと思いつつ、四川香辣ガパオ麺を頼みました。
すると、作り始める直前に、うちはワンタンがおすすめなんだよ、と話しかけられました。
さっき、おすすめはない、って言ったじゃん。どの口が言うんだろうと思いつつも、興味があったので、追加しました。
で、作り始めたら、ワンタンを皮に具を作るとこから始めたというせいもあり、結構、時間が掛かって、フラストレーションが溜まりました。ラーメンってファーストフードの意識なので、あんまり待たされるのは好まないんですよね。
ここまで、最悪の印象だったのですが、出てきたラーメン、麺はツルツルしていて輝いている感じで最高に美味しかったですね。メンマも歯ごたえがあって美味しい。ワンタンはごくごく普通で、追加で頼む必要はなかったです。ボリュームは少なめで、食べ終わっても、まだ何か食べたいと思う量でした。
肝心のスープは食べているときは、薄味で出汁が効いていて、美味しかったですが、店を出た後、口の中に残る後味がいまいちだったので、全体的には普通でした。逆に出汁が効きすぎていたのかな。
辛い塊については、2種類の味があって、変化を楽しめて良かったです。
興味のあるメニューがいくつかあるので、再訪したい気持ちはあるけど、立地や接客を含めて、総合的に考えると行くことはないかな、と思います。
夜総合点★★☆☆☆ 2.5