最初から、この映画は何か特殊なストーリーだとわかったので、アンナが抱いていた人形がマーニーじゃないのか、などと謎解きをしながら見たら、意外に盛り上がりました。
そして、ストーリー自体も、ちょっとわかりにくところもありましたが、すごく良かったです。
アンナが素晴らしい人間というわけではなく、小さいことにイライラしながら、そのイライラする自分も良くないと感じている等身大であるというところがいいのかもしれません。
そう、共感を覚えやすいんですよね、この主人公には。
この世には目に見えない魔法の輪がある。
海辺の村の誰も住んでいない湿っ地(しめっち)屋敷。
心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」
杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。
時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。
ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない“まるごとの愛”に包まれていく。あの入江で、わたしはあなたを待っている。永久に―。
あなたのことが大すき。
あと、原作があるみたいで、今度、読んでみたいなぁ、と思いました。