最近、毎日チェックしている演出家の保科由里子さんのツイッターが面白い。本当に演劇が好きなんだなぁ、と思いました。

最近、毎日チェックしている演出家の保科由里子さんのツイッターが面白い。本当に演劇が好きなんだなぁ、と思いました。

好きこそものの上手なれ、とはこのことですね。

人生って本当に好きなものを見つける旅なのかもしれません。子供たちには、一生涯でなくてもいいから、そのときそのときに打ち込める何かを見つけて欲しいです。

ま、まずは自分が見つけろ、という話ですけど。

ああ、でも、これだけ熱い演出家の公演、楽しみです。

https://twitter.com/yurikohoshina

JOY Kids’ Theater「GREASE」の演出をさせて頂いています。プロではない、ミュージカルが大好きな普通の子供たちと創るミュージカル「GREASE」。今週末が本番です。
色々なこと、いやもうほとんど全てのことが、普段の現場と違うのです。

キャストが小学生チームと中学生以上のチームの2チーム、2パターンあることも、稽古のスケジュールも、稽古場も、スタッフさんとの関わり方も、いやもうほんと、なにもかも。
沢山戸惑い、沢山悩み、沢山考えた。怒ったし。←いつも通りという噂も。。(でも質が違うのよ!)

でもその都度初対面のその日から意気投合し私を信じて下さっている主宰の夏海さやかさんが私の話を聞き、出来る限り対処し解決して下さる。私を大切にして下さっているのがよぉく分るT_T。そして常に私の味方でいてくださりでも作品創りに関しては意見をぶつけ合い同時に尊重し合う素敵な仲間。

振付の清水泰雄くんと酒井航くん。この3人には特別に感謝しています。
もちろん、その他のスタッフさん達にも沢山助けて支えて頂いています。ありががとうございます!
でもとにかく。色々ありながらも。芝居の初心者や、まだ漢字が読めない子供や、JOYでしか芝居をしたことない子供たちや、

素人だけど芝居心があってどんどん芝居がうまくなる子どもや、一生懸命挑戦し続ける子ども達や、とにかく一心に私の言葉を信じて真っ直ぐに演技をする子ども達とここまできました。
舞台の上で真摯でいることの、いられることの尊さを改めて感じています。

とにかくその一生懸命さが可愛くて、そしてその健気さに感動する、小学生チーム(年長さんが1人参加)のrollチーム。
自我が芽生え不安定なこともあるし、でもだからこそ作品創りに没頭する、大人と子どもと間にいるその刹那が美しい、中学生以上のROCKチーム。

同じ作品ですが(ROCKチームは2曲多い)、全く違う印象を受ける2作品となっています。お子様のおられる方には特にオススメします。
損得ではない、ただただ「好きだから」という理由でお稽古に打ち込んできた子ども達の姿をぜひごらんください。
劇場でお待ちしています。

そうそう、この稽古中に私が強く実感したこと。
プロでもアマでも大人でも子どもでも、真摯で謙虚であることの大切さ。そして、やる人はやるしやらない人はやらない。ということ。子どもだからアマチュアだからと侮るなかれ。侮ってたら、足元掬われますよ。彼らの真っ直ぐさと情熱は凄いですよ。

目の輝きがすげぇから。まぢで。

彼らと一緒にいると、演劇が大好きで演劇部の為に学校に行って演劇部の為に学校に来るのは止めて下さいって先生に呼び出された、あのただただ無心に演劇が大好きだった中高生時代を思い出す。理由なんてないんだよ。演劇をやっている時、私の魂は喜んでいる。理由はそれだけ!演劇LOVE。