- 2011/04/28
ウェイヴを見て、プレゼンテーターは独裁者にならなきゃダメだと気づきました。
この映画、ずっと気になっていたのですが、おすすめです。実話ベースというのも興味深いです。独裁って、人……
興業的にイマイチだった理由は見ればわかります。客が入るとは思えません。
でも、マイケル・ジャクソンのカカシとか、ブリキの表情とか素敵です。ダイアナ・ロスもいいです。ところどころ、輝くものがあるのに、もったいない映画ですね。
ミュージカルはもって洗練されているのかな。そして、普通のオズの魔法使いのほうが、面白いのかな。機会があったら見てみたいですね。
「オズの魔法使い」を元にしたブロードウェイミュージカルをシドニー・ルメット監督が映画化。小学校教師・ドロシーと仲間の冒険を描く。オール黒人キャストの歌と踊りが見どころ。“ユニバーサル・シネマ・コレクション”。
オズの魔法使いをベースにしたミュージカルを映画化。ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンをはじめとするダンサーたちの歌と踊りが満載の作品。
オズの魔法使いのストーリーがあやふやになったので、調べてみました。
プロローグ
ドロシーはカンザス州の農場にエム叔母、ヘンリー叔父、犬のトトと共に住んでいる。彼女は農場から出て行き、どこか遠くに行きたいと願っている。エム叔母とヘンリー叔父は出て行ってほしくないため、彼女にここで充分ではないかと語る(“The Feeling We Once Had”)。第1幕
竜巻が起こり、ドロシーが中にいるまま家が空中に飛ばされる(“Tornado”)。花で覆われたエメラルド・グリーンの広場の中央に衝撃と共に落ちる。北の良い魔女アダパールと青い服を着たマンチキンたちに出会い、アダパールは東の悪い魔女の上に家が落ちて殺したため、悪の力からマンチキンを解放したと語る。ドロシーは困惑し、エム叔母、ヘンリー叔父、トトのいるカンザス州に帰りたいと語り、アダパールは偉大なるオズの魔法使いに会いに行き、彼に頼めばきっと帰ることができると語る(“He’s the Wizard”)。アダバールはドロシーに東の魔女の銀の靴を与え、魔力が溶けないように家に帰るまで脱がないように注意する。
ドロシーはこの先に何が待ち受けているのか疑問と恐れでいっぱいになりながら黄色のレンガ道を通る(“Soon As I Get Home”)。トウモロコシ畑の近くで休憩を取ろうとすると、棒に刺さったカカシに話しかけられて驚く(“I Was Born the Day Before Yesterday”)。カカシはドロシーに他の人たちと同じように脳が欲しいと語り、ドロシーはオズが助けてくれるかもしれないから一緒に行こうと誘う(“Ease On Down the Road #1”)。
黄色いレンガ道を進むと大きな森に入っていき、そこで錆びて固まっているブリキ男に出会う。関節に油をさすと(“Slide Some Oil To Me”)、ブリキ男は召使いの少女との結婚が破談になったこと、東の悪い魔女が彼の斧に魔法をかけて彼の体を切り刻むようになったことを語る。毎回ブリキ職人が切られた箇所を補填していたら全体がブリキになってしまったのである。だがブリキ職人がハートを作ることを忘れてしまったため、それ以来ブリキ男はハートを熱望している。ドロシーとカカシは魔法使いがハートをくれるかもしれないから一緒に行こうと誘う(“Ease On Down the Road #2”)。
黄色いレンガ道を進むと暗いジャングルに入っていき、大きなライオンが襲い掛かってくる(“I’m a Mean Ole Lion”)。しかしライオンは臆病なため無傷で済む。一行の行き先を聞き、臆病ライオンは魔法使いに勇気をくれるようお願いするため同行を願い出る。彼らは同意し、トリオはカルテットとなる(“Ease On Down the Road #3”)。しかし半虎半熊の怪物カリドーに襲われ新たな危機に直面する(“Kalidah Battle”)。戦いからなんとか逃げ出し、休憩をとる。臆病ライオンは戦いでの弱腰を恥じるが、ドロシーの優しい言葉で慰められる(“Be a Lion”)。
遠くに緑の光を見つけてエメラルド・シティへ向かう途中、アヘンをまき散らすケシの花畑に迷い込む。肉体ではないカカシとブリキ男は平気だったが、ドロシーと臆病ライオンは意識が混濁して眠気が起きる。ドロシーはマンチキンたちが危険なケシについて注意していたことを思い出し、カカシとブリキ男と共に全速力で逃げ出す。臆病ライオンはアヘンにやられて幻覚を起こす(“Lion’s Dream”)。この一帯を警備しているフィールド・マウスに花畑から引きずり出され、友人たちと合流する。
エメラルド・シティの門まで行くと門番から、あまりのまぶしい風景から目を守るため緑のサングラスをかけるように言われる。街に入っていくと、その荘厳な街に住む豪華なドレスを着た人々に圧倒される(“Emerald City Ballet”)。高慢で人を見下すような人々が魔法使いとの面会を待ちながらドロシー一行を嘲笑するが、ドロシーが東の魔女の銀の靴を履いていることに気付き笑うのをやめる。一行は宮殿に入っていく。
謁見室では魔法使いの登場の際、光、スモーク、花火に圧倒される(“So You Wanted To See the Wizard”)。それぞれが希望を訴え、ブリキ男はハートのある人生を想像する(“What Would I Do If I Could Feel”)。西の悪い魔女イヴリンを殺害するという条件に同意する。ドロシーたちは望みがなかなか達成されず大量の涙を流す。第二幕
イヴリンは西の黄色の国を統治し、国民ウィンキーズを奴隷のように扱う。彼女は悪い魔女で、強欲で欲しいものは何でも手に入れようとする(“Winkie Chant/Don’t Nobody Bring Me No Bad News”)。ドロシーと仲間たちが近づいてくるのに気付き、彼らを殺害するため飛猿を送る(“Funky Monkeys”)。岩による攻撃にブリキ男が対抗するが、体が動かなくなってしまい、カカシのわらで対抗しようとすると彼まで役立たずとなる。ドロシーの銀の靴を見つけると、彼女への攻撃をやめる。彼らは彼女、トト、ライオンをイヴリンの城へ連れていく。ドロシーからどうやって靴を奪うか考えている間、イヴリンはドロシーとライオンを召使いのように働かせる。イヴリンはドロシーの前でトトとライオンを拷問にかけて喜ぶ。ドロシーは怒ってバケツの水を彼女にかけると、彼女は溶けてしまう。ウィンキーズにかけた魔法は溶け、カカシとブリキ男を直すことで感謝の気持ちを表し、一行は全員が合流する(“Everybody Rejoice”).
エメラルド・シティに戻り、ウィザードに会う。彼は約束を反故にし、怒った臆病ライオンはカーテンを破る。その後ろにはウィザードを演じていた当惑した男が立っている(“Who Do You Think You Are?”)。彼はイリュージョンを作り出す特殊効果について説明し、ネブラスカ州オマハから気球で旅していたところ、予期せずコースから外れてオズにたどり着いたと語る。オズの国民たちは気球を見たことがなく、彼を魔法使いだと思ったのだ。彼らを失望させたくなかったため、彼はこの役を演じ、王国を建てた。その後彼は国民たちに緑のサングラスをかけさせ、やがて全てが緑だと信じるようになった。
一行は魔法使いに騙されたことに立腹するが、彼はカカシ、ブリキ男、臆病ライオンにこれまでの旅の過程ですでに望みが叶っていることを指摘する(“Believe In Yourself”)。皆納得しなかったが、ウィズが脳、ハート、勇気のシンボルを作ってやると皆は満足する。彼はドロシーとトトに気球でカンザスに行こうと語る。彼はエメラルド・シティの住民たちに、自分は旅に出るため代わりに賢いカカシが統治すると語る(“Y’all Got It!”)。彼の演説がクライマックスに達すると、気球は勝手に飛んでいき、ドロシーが帰宅したいと願う気持ちと共に素早く空中をのぼっていく。
閃光が走り、アダパールが登場してドロシーに南の良い魔女グリンダに助けを求めたらどうかと提案する。彼女は一行を南の赤い国にあるグリンダの宮殿に連れていく(“A Rested Body Is a Rested Mind”)。グリンダは美しく気の優しい魔女で、可愛い少女の家臣に囲まれている。彼女はドロシーに銀の靴には家に帰らせてくれる力があるが、友人たちと同じように強く願わなくてはならないと語る(“If You Believe”)。彼女は涙ながらになんとか仲間たちに別れを告げると、彼らの顔は闇に消え去り、彼女はこの旅で得たもの、失ったものを思い返す(“Home”)。彼女はトトを腕に抱えて銀の靴のかかとを3回合わせると、エム叔母が登場してドロシーは彼女を抱き締める。彼女はついに家に帰ることができた(“Finale”)。
映画では、イゾンダンがノリが良くて最高です。頭に残りますね。歌詞もいいし、陽気な感じもいいですね。