- 2011/07/23
よしむら、蕎麦だけではなく、料理すべてに対しての店主のこだわりが共感を持てますね。
そば屋というより、つまみの美味しい居酒屋でした。特に、チャーシュー、生麩の田楽は最高でした。写真には……
隠れ家というのが適しているお店です。
吉祥寺駅からだと、五日市街道を超えるので、近い割には、周囲にお店があるわけでもなく、静かな場所で、恐らくご夫婦で切り盛りしているお店です。店内は、店というよりも、誰かの家に遊びに来たという感じです。
お酒は店主がこだわって仕入れていてようで、菊鷹という愛知のお酒が中心でした。とても、シンプルで柔らかいお酒だと思いました。私の好みとしては、菊鷹以外においてあった風の森のほうではありますが。
料理は、創作和食と表現するのが適切なのでしょうか。どれも、丁寧で、美味しいかったのですが、メジマグロのきらずまぶしという江戸料理が最高に美味しかったです。マグロに卯の花を和えているみたいなのですが、そのまま刺身で食べるより、魚の食感が活きてきます。
その他、エボ鯛のきずしやサンマの肝味噌なども良かったです。
もちろん、主役の蕎麦も美味しいのですが、脇役陣が強いので、印象に残っているのは、料理のほうだったりします。
また行こうと思います。