35年前の惨劇の主人公、イシヤマ君は何をしているのだろう、という話だけで5時間盛り上がりました。俺だけ?

中学の頃は、友人の別荘で麻雀をしてビールを飲んだりしていたけれども、卒業以来、ほとんど会うこともなかった同級生と久しぶりに飲みました。やはり、同級生と飲むのは楽しいですね。

その彼、仮に剛田君とすると、剛田君は今でこそ社会的にも成功していて、人格者として生活していますが、そんな立派な人間ではなかったはずなのですが・・・。アルコールの力を借りて、35年前の記憶が鮮明に蘇ってきました。

 

 

授業が始まる前のざわついた時間、剛田君が教室を出たら、誰かがイタズラで鍵をかけてしまいました。気配を感じ、剛田君は慌てて、教室に入ろうとしたのですが、時すでに遅し、完全に締め出されてしまいました。

廊下で暴れる剛田君。

教室のドアに蹴りでも入れているのか、ドカンドカンと激しい音が。

当時、地震が起きたら倒壊すると、消防署からも指導が入るほどのボロい校舎は、恐怖で震えているかのように揺れていました。

 

「トレコング」

 

あまりにも激しく暴れるので、廊下側の一番後ろの席に座っていたイシヤマ君がドアに一番近いところにいたので、鍵を開けてあげました。

が、ときには、その優しさが命取りになるのだから、人生は筋書きのないドラマですね。

 

ドアを開けた途端、

「◎★※+●□×▼っ!!!」

という雄たけびが聞こえたと思ったら、もうボコボコ。ボコボコボコ。殴る蹴るの大騒ぎ。暴力の玉手箱や~。

可哀想なイシヤマ君。亀のように丸くなって、両手で後頭部を押さえてうずくまっています。必死の防御。

「おで、ぢゃないのに~」

「だったら、早く開けろよっ!!!」と剛田君。

 

確か入学して間もない頃の出来事で、当時の私は「とんでもない学校に来ちゃったなぁ」と魁!!男塾に入っちゃった普通の生徒のような気持ちでした。顔合わせとかもあったし。

 

卒業後、イシヤマ君がどこでなにしているのか、誰も消息を知りません。周りで茫然と見ていた私の心にも焼き付いているのだから、本人の気持ちは想像に絶するものがあります。元気にしているといいのですが・・・。

 

おしまい。