僕は君たちに武器を配りたいを読んで、自分がずっと素手であることに気づき、それでも生きている強運に感謝した

僕は君たちに武器を配りたいを読んで、自分がずっと素手であることに気づき、それでも生きている強運に感謝した

わかりやすくて良い本だと思います。

コモディティの話とか、実際に仕事をしていて思うこととフィットします。

気になるのは、この本で言っている、リスクが高く成功が低い行動ばかりしているんですよね、私。

つまり、武器を持たない、博愛主義者ってやつです。

でも、まあ生きていけているからいいかな。

武器を持っていないから、神様が助けてくれるのかも。

 

読んだ中では6つのタイプの話と、英語は単独では役に立たないという話が良かったですね。

そのへんはここにまとまっています。

本書では、「本当の資本主義の仕組み」を理解すること、脱「コモディティ」を目指し、「スペシャリティ」として生きることの必要性を説いています。

資本主義で稼げる6つのタイプを、

1.商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)

2.自分の専門性を高めて高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)

3.商品に付加価値をつけて市場に合わせて売ることができる人(マーケター)

4.まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)

5.自分が起業家となり、人をマネージして行動する人(リーダー)

6.投資家として市場に参加している人(インベスター)

とし、「トレーダー」と「エキスパート」が価値を失いつつあると指摘しています。(「トレーダー」には営業マンも含まれます。)