やっぱり人のものを盗む奴のあだ名は「ルパン」なのね。中学のときの同級生もルパンというあだ名がついていました。

やっぱり人のものを盗む奴のあだ名は「ルパン」なのね。中学のときの同級生もルパンというあだ名がついていました。

もっとも、その彼は、同級生の図書券を盗んで足がついて、退学しちゃいました。

その後は、「ルパン」でなく、その彼の名がルパンの代わりに使われるようになりました。今回のケースで言えば、「カキザワ」がまた出た、的な使い方ですね。

 

https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/1058446/

神奈川県警多摩署は8日、窃盗の容疑で元巨人外野手の柿沢貴裕容疑者(23)を逮捕した。ジャイアンツ球場の選手ロッカーから、阿部や菅野ら主力選手の道具など約110点を盗み出しては売却し、約100万円を手にしていたという。消費者金融からの借金を繰り返し「生活に困窮していた」そうだが、理由はそれだけではなかった。関係者の話を総合して浮かび上がった柿沢容疑者の“異名”と“本性”とは――。

チームメートが大事にしている野球道具を転売し、生活費に充てるという蛮行は球界に大きな衝撃を与えたが、球界関係者から聞こえてきたのは「やっぱりやってしまったか」「いずれこうなると思っていた」という反応だった。

巨人側の説明では、移籍前からの借金苦に加え、今年結婚したことで生活環境の変化も影響した、としている。「苦しさに耐えかねてつい…」の印象を抱かせるが、ある球界関係者はこう語るのだ。

「性格上の問題なのか、彼は『人の物を盗む』ということへの罪の意識がほとんどないそうなんです。高校(神村学園)時代から何かと問題を起こしていて、スカウトの間でもそういった話は出ていた。楽天は獲得に踏み切りましたが、あまりの根深さに困惑していました。なんとか更生させようと教育者を呼んで講話を聞かせるなどしたそうですがね。結局、直らなかったということでしょう」

一体どういうことなのか。某球団の選手が柿沢容疑者の信じられないエピソードを明かす。

「楽天の選手から聞いた話ですが、キャンプから寮に帰ってきた、ある選手が『部屋に自分の服がない』と言い出して。当然、誰が盗んだんだ、という話になるわけですが、なんと柿沢が堂々とその服を着ていたというんです。さっそく本人を捕まえて話を聞いたら『ちょっと借りてた』って平然と言ったそうですよ。ヤバくないですか?」

借りたといっても、他の選手の部屋に勝手に忍び込む行為は明らかに不法侵入。しかし、最後まで柿沢容疑者に悪びれた様子はなかったという。こうした行為があったからなのか、楽天ナインが柿沢につけたニックネームは「ルパン」。今となっては笑えない話だ。

「とにかく平気でウソをつく、という評判は前からありました」とは別の球団関係者。「例えば、前からしていた食事の約束を『急用が』とか言ってキャンセルしたのに、当日遊んでいるところを見つかったりとか…。とにかくすぐウソをつくから、楽天でも巨人でも信用する人はいなかったんじゃないかな」

ちなみに柿沢容疑者の両親はエリートで、かなり厳しく育てられたという。ある球団のスカウトは「そういった環境が、彼の性格をゆがませてしまったのかもしれない」と語ると、こう続けた。「たぶん単なる契約解除だけだったらまったく反省しなかったと思う。でも逮捕されたことで、少しでも罪の意識を感じるようになってくれれば…」