- 2022/12/02
ファーストラヴ、すごく中途半端な感じのする映画でした。虐待を本気で扱うなら、もっと本格的に、そうでないなら、もう少しサスペンス色を出して欲しいです。
なんか、「動機はそちらで見つけてください」という言葉ばかり先走って、中身があんまりないし、臨場感もあ……
特にどこが悪いというわけではないんですけど、テンポが悪いのかなぁ。
ちゃんと見れていないので、詳しいことはわかりません。
地球の中心にある核(コア)の磁気に狂いが生じ、人類は滅亡の危機を迎える。その危機を回避するには、核爆弾で再びを核を正常な回転に戻さなくてはならない。そして選ばれた9人の地中潜行士たちは、コアに向かって地中1800マイルを潜ることになる。
『アルマゲドン』『ディープ・インパクト』を彷彿させるストーリーだが、人類を守るために宇宙に飛ぶのではなく、地球の中心部コアに向かうだけあって、潜水艦映画のような密室の緊迫感がスリルを呼んでいる。またドラマを地中潜行士中心に描いているので、人間ドラマの趣もあり。アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、スタンリー・トゥッチ、チェッキー・カリョ、アルフレ・ウッダードなど、大スターはいないが、渋い演技派たちが抑制のきいた演技でしっかりとドラマを支え、見応えのある作品に仕上がった。(斎藤 香)