- 2020/07/17
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング、真面目に杓子定規に考えるばかりの人には良い本かもしれませんが、普通の人にはフツーの本です。
どんな本が流行っているのかを知るうえでは、読んでみるといいかもしれませんが、新鮮なことが書いているわ……
最初はエロ系サスペンスのザ・B級なんですけど、最後は「えっ、どうなっているの?」とオロオロしている間にたたみ込まれてしまいました。
2度美味しい感じ。
余談ですが、悪女のレベッカ・ローミンは、X-menの青いミュータントの役をやっていたとは驚きです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000C7P89
カンヌ映画祭で、1000万ドルの宝石を強奪したロールは、仲間を裏切って逃走。追われる身の彼女だったが、老夫婦にリリーという女性を間違えられて、危機一髪のところを助けられる。そして彼女はリリーになりすまし、追手から身を隠そうとするが…。
サスペンス映画界の奇才ブライアン・デ・パルマ本領発揮の1本。自分を通りすぎる人々すべてを利用して、欲望を満たそうとする悪女を描いた本作は、映像にデ・パルマらしい仕掛けがあり、ファンは何度も見たくなる仕組みになっている。ロールを演じるのはレベッカ・ローミン=ステイモス。悪女というには、いささか知性に欠けるが、ミステリアスな雰囲気は十分。脇をアントニオ・バンデラス、ピーター・コヨーテなどベテランがしっかりしめている。また音楽は同監督の『スネーク・アイズ』に続いて坂本龍一が担当しているのも興味深い。(斎藤 香)