- 2021/11/15
2月の勝者、もはや、中学受験なんて関係ないドラマです。もう少しリアルかと思っていました。
それはそれで構わないのですし、喜んで見ているので、いいのですが、学園ドラマが塾になっただけみたいなス……
書いている内容は特別すごいことではないと思いますが、実践するのはすごいことです。
禅の考え方がどうかわかりませんが、「単純であることは究極の洗練である。-レオナルド・ダ・ヴィンチ」というのは至極もっともだと思います。
また、写真などの映像は非常に効果的なので、ぜひとも、ここに書かれているようなプレゼンをしてみたいです。
お客さん向けはハードル高いので、社内向けの資料があればチャレンジしてみたいところですね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4894713284
また、この本の内容をうまくまとめているブログは、こちらです。
本書ではプレゼンの原則は「シンプル」、「明快」、「簡潔」である、と主張します。
禅のように余分なものをそぎ落とし、意識を本質的なものへ向かわせるような簡潔さを目指します。
メッセージは
* 単純明快である
* 意外性がある
* 具体的である
* 信頼性がある
* 感情に訴える
* 物語性がある
などの要素を備えているとよいです(これは「アイデアのちから」という本に書いてあること。本書でも引用されています。)。
また、スライド作りにおいて、本書では実際に作られたスライドが掲載されているのでとても参考になります。
スライドではシグナル/ノイズ比を高めるのが効果的です。シグナルを打ち消してしまうような、いらないデータはあえて削るのです。
スライドにグラフを載せる場合でもすべてのデータを載せるのではなく、キーになるデータだけ載せます。そうすることで格段に見やすくなるのです。
スライドには載せなくてよくても、比較のために聴衆にはきちんと伝えておいたほうがいいデータもあるのでは?という疑問も湧いてきます。そのとおりですが、スライドと配布資料とは違うのです。配布資料として別に配るという手間が必要です。