- 2020/06/02
犬猿、みんな性格が悪くて、いやな気持になるけれども、それでも、引き込まれていく映画でした。
ほんと、みんな、性格悪い。 でも、多少のデフォルメはあるけど、多かれ少なから、本質的にはこんな感じな……
冒頭の始まり方が、よくわからないせいもあり、いったい何が起きるんだろうと引き込まれました。
最後の結末にもう少しサプライズ感があれば、もっと良かったと思います。
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メル・ギブソンとジュリア・ロバーツが共演の話題作。ジュリア・ロバーツは、「ロマンス&コメディ=ロマ・コメ」の女王のイメージとは180度違ったシリアスな演技で迫る。
ジェリーはNYのタクシードライバー。客を乗せると、この世にあふれる陰謀説をまくしたてる。だが彼の記憶はまったくない。強い光を浴びると、3本の煙突のある風景、ジェロニモという言葉などがフラッシュバックする。唯一残された記憶はアリスという女性を守ること。ジェリーは何者? なぜアリスを守るのか・・・?
幾重ものカラクリに、最後の最後までどんでん返しがあり気が抜けない。アリスが愛馬に乗り、果てしなく広い芝生の上を走り抜けるシーンがあるが、これがこの映画で初めての日差したっぷりの明るい映像で、晴ればれと解き放たれる快感を味わえる場面である。(梅澤眞由美)