- 2018/06/02
子どもの将棋は、スパッという感じで極めに来るから、清々しくていいですね。その戦い方は勝率が高くないと思うけど、気持ちいいです。
長男と久しぶりに将棋しました。 将棋倶楽部24を再開して調子乗っているモードなので、楽しみでした。 ……
まずは、ちゃんと読まないと、と思います。
あと、予想した手がことごとく間違っていたので、すごくショックです。あー。
将棋を勉強中の方の中には、時間がなくて読めないよーと苦労しているひとが多いようです。アマチュアの将棋は持ち時間が少ないですからね。頭の回転をよくすればいいのでしょうけど、簡単ではないですよね。直感をみがくのもどうやっていいのやら。そこで筆者が取り入れているのが「状況判断」です。短時間の将棋だと、読みは余裕があるときだけ入れて、あとは状況判断だけで何とか手を決めていきます。
この本では、ある局面を取り上げて、状況判断と呼んでいる筆者の思考法を中心に解説しつつ、そのいいところ、ダメなところ、読みが必要だったところもあわせて紹介しています。基本は状況判断、着手決定、振り返りの3ステップ構成です(適当になってるところも多々あります)。
おもな対象読者はある程度将棋を知っているけど初段まではいかないひと。将棋ウォーズ、クエスト二段くらいまでは役立つ内容だと思います。
それ以上の棋力の持ち主は、似た思考をしているのか全く違うのか著者自身よく分かっていません。みんな、無意識で状況判断を行っているものだと私は勝手に思っていますが、全く違うのであれば別の考え方として参考になるかもしれません。話として切れ負けを想定していますが、持ち時間6時間とかで指すわけでもなし、アマチュア将棋指しならどの持ち時間でも役立つ内容になっているはずです。
著者は六段資格のアマチュアです。