- 2016/06/02
北野武って、ツービートの頃からあまり好きじゃないのですが、新しい道徳は共感できる内容が多いですね。
冒頭で、この本の内容をそのまま受け入れるぐらいなら読まないほうがいいというスタンスもいいし、私の大好……
最初の設定がわかりにくく、話がつかめなかったのですが、徐々に引き込まれていきました。
テンポもよいし、自分が主人公になった気分になり、見ているこっちまで疑心暗鬼になっちゃいました。面白かったです。
いったい誰が犯人なんだと、結末はどうなるんだを楽しみに見ていましたが、ちょっと期待外れではありましたが、誰が犯人でも期待外れみたいなところはあるので、
総合的にみて、結構、おすすめできる映画だと思います。
NY発ロンドン行旅客機の警備のため、客を装って乗り込む航空保安官のビル。真夜中、彼の携帯に指定の口座に送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すというメールが届く。悪戯か本気か半信半疑でいるうちに、1人目の犠牲者が出てしまう。ビルは乗客を拘束して荷物や携帯を調べるが、何ひとつ手掛かりは見つからない。乗客名簿を調べた保安局は、「全員問題ない。お前以外は」とビルを疑う。彼には暗い過去があり、今もある問題を抱えていた。さらに犯人の指定口座がビルの名義だと判明する。2人目、3人目と犯行は繰り返され、機内の疑惑と緊張感が頂点に達するなか、次のタイムリミットが迫る──!